英語偏差値30からカナダ東海岸St.Thomas Universityに留学。卒業後2009年4月、某財閥系総合商社へ入社。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ここのところ、エントリーシートに関する質問をかなりの数で受けているので、ここに簡単に纏めておこうと思う。ESの考え方や書き方は人によって違い、それぞれの考察に立脚したESこそが素晴らしいESになるのだと思うのだが、参考までにここに自分の考えていた点を中心に書いておく。

Picture: RandallHMiller
<ESを書くにあたって気を付けること>
①自分の入りたい業界・会社の求める能力を自分なりに纏める
せっかく魅力的な自己PRや強みを書くことができても、そこでアピールする能力が、会社と業界の求める能力からかけ離れたものであっては意味がない(ex. マスコミに銀行的従順さ・堅実さをアピール)。まず、社長のコメントなり、会社のパンフレットなり、ウェブなり、社員さんの話を聞くなり、自分なりに情報収集して、その会社・業界がどんな能力を求めているのかを明確にする。
②自分のエピソードをHowとWhyで追求する
ある決断をした時や行動を起こした時、頑張った時など、自分はなぜそう思ったのか、どのようにそれを行ったのか、どうやって目標を達成したのか、その背景にある哲学や価値観をとことん追求する。その結果見えたものが、今までの自分の行動の基軸。そこから自分らしさや自分の持つ能力・強みを見つけ出すことができれば、どんな質問がきても答えられる。
ちなみに、留学生活で得られた大きなことの一つは、この追求する姿勢だと思う。
③自分の能力を用いて仕事でどう活かせるかを具体化する
②で考え抜いた自分の強みを、①で調べ抜いた会社の求める能力に落とし込み、そこで働いている自分を具体的なイメージに落とし込む。どんな業務に就きたいのか、3年・5年・10年後何をしているか、自分の目標に近づけているか、その際の業務を遂行する際に自分の強みをどう活かしているか、出来るだけ具体的なイメージを描けるようにする。そうすれば、自分自身(自分の強み・哲学・軸)と面接官(会社での業務)のリンクが出来、面接官に自分自身が伝わるようになる。
④自己PRの構成を考える
会社・業界の求める能力と自分の能力と軸が分かったら、あとは自己PRという枠に出来るだけ伝わりやすくなるように落とし込むのに。自己PRについては、「強み(端的に)*それを証明するエピソード*まとめ(その強みをどう業務に活かせるか)」の3段落締め、といった王道パターンをはじめとして様々な構成が考えられるが、自分の強みが一番伝わりやすい構成を自分なりに考えられれば最高。
その他にも、分かりやすいキャッチフレーズを作る、比喩を用いる、【】<>『』などの記号を使うなど、自分なりに工夫して、自分らしさ溢れるESを作ることができる。
以上の4つの点に気を付ければ、会社の求める能力と自分の強みをリンクさせ、面接官にも具体的イメージを喚起させやすい良いESができると思う。
特に②は重要で、いわゆる「自己分析」にかなり近い部分もあると思うのだけど、HowとWhyで自分をどれだけ深くまで探求・理解してブレない軸を持つことができるかが、ESだけでなく就職活動自体を満足に行うことができるかどうかの鍵なのでは、と思う。
面接編もこれからリクエストがあれば書こうと思います。
Imayu
Picture: RandallHMiller
<ESを書くにあたって気を付けること>
①自分の入りたい業界・会社の求める能力を自分なりに纏める
せっかく魅力的な自己PRや強みを書くことができても、そこでアピールする能力が、会社と業界の求める能力からかけ離れたものであっては意味がない(ex. マスコミに銀行的従順さ・堅実さをアピール)。まず、社長のコメントなり、会社のパンフレットなり、ウェブなり、社員さんの話を聞くなり、自分なりに情報収集して、その会社・業界がどんな能力を求めているのかを明確にする。
②自分のエピソードをHowとWhyで追求する
ある決断をした時や行動を起こした時、頑張った時など、自分はなぜそう思ったのか、どのようにそれを行ったのか、どうやって目標を達成したのか、その背景にある哲学や価値観をとことん追求する。その結果見えたものが、今までの自分の行動の基軸。そこから自分らしさや自分の持つ能力・強みを見つけ出すことができれば、どんな質問がきても答えられる。
ちなみに、留学生活で得られた大きなことの一つは、この追求する姿勢だと思う。
③自分の能力を用いて仕事でどう活かせるかを具体化する
②で考え抜いた自分の強みを、①で調べ抜いた会社の求める能力に落とし込み、そこで働いている自分を具体的なイメージに落とし込む。どんな業務に就きたいのか、3年・5年・10年後何をしているか、自分の目標に近づけているか、その際の業務を遂行する際に自分の強みをどう活かしているか、出来るだけ具体的なイメージを描けるようにする。そうすれば、自分自身(自分の強み・哲学・軸)と面接官(会社での業務)のリンクが出来、面接官に自分自身が伝わるようになる。
④自己PRの構成を考える
会社・業界の求める能力と自分の能力と軸が分かったら、あとは自己PRという枠に出来るだけ伝わりやすくなるように落とし込むのに。自己PRについては、「強み(端的に)*それを証明するエピソード*まとめ(その強みをどう業務に活かせるか)」の3段落締め、といった王道パターンをはじめとして様々な構成が考えられるが、自分の強みが一番伝わりやすい構成を自分なりに考えられれば最高。
その他にも、分かりやすいキャッチフレーズを作る、比喩を用いる、【】<>『』などの記号を使うなど、自分なりに工夫して、自分らしさ溢れるESを作ることができる。
以上の4つの点に気を付ければ、会社の求める能力と自分の強みをリンクさせ、面接官にも具体的イメージを喚起させやすい良いESができると思う。
特に②は重要で、いわゆる「自己分析」にかなり近い部分もあると思うのだけど、HowとWhyで自分をどれだけ深くまで探求・理解してブレない軸を持つことができるかが、ESだけでなく就職活動自体を満足に行うことができるかどうかの鍵なのでは、と思う。
面接編もこれからリクエストがあれば書こうと思います。
Imayu
PR

Calendar
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
Ichigo-Ichie
Category
Profile
HN:
Imayu
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/05/13
趣味:
ドラム・筋トレ・読書・旅行・絵描き・マグカップ収集 etc...
自己紹介:
英語偏差値30の高校時代を経て、カナダ東海岸、St.Thomas Universityに留学。政治科学と人権学を専攻。専門はアフリカ人権問題とドイツ政党政治。2009年4月付けで、某財閥系総合商社へ入社。
先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。
''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.
Watch your character; for it becomes your destiny.''
※メール→imayu_canada[at]yahoo.co.jp(ブログ用)
先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。
''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.
Watch your character; for it becomes your destiny.''
※メール→imayu_canada[at]yahoo.co.jp(ブログ用)
Newest
Comments
[07/02 Marcushon]
[07/02 ThomasRese]
[06/22 Hisegar]
Search
Visitors