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英語偏差値30からカナダ東海岸St.Thomas Universityに留学。卒業後2009年4月、某財閥系総合商社へ入社。
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今、上海でこの記事を書いている。

2013年11月から、上海に拠点を置くグループ会社に、管理部長/CFOとして出向している。ブログで書いている通り上海には何度か出張で来ているが、その際毎回関わってきた会社、東京から見た''現場''への出向だ。産業機械の販売•メンテナンスを行う会社で、抱えて来たミッション+@を限られた期間で達成すべく、日々格闘している。

中国で年末を過ごすのは初めてで、西暦上の年末の中国がこんなにも慌ただしくて(休暇は1/1のみ)年末感が無いとは思わなかった。
すっかり遅くなってしまったが、2013年の反省/2014年の抱負を記しておきたい。

                        

<昨年の振り返り>
2013年は、業務で言えば、自分がこの会社で蓄積してきたものを確認する1年だった。2013年になってしばらくして赴任の話が持ち上がり、残された期間で自分の蓄積して来たノウハウを部に放出することを強く意識して業務を行う様になった。
担当事業会社を歴史から振り返って分析して纏めて発表したり、誰も手をつけてこなかった会計•税務整理を行い書類に纏めたり、後任•後輩に業務の進め方を引継いだり、自身の知識、経験を形に残すことが多かった。

私の担当する産業機械の定義は非常に広く、建設•鉱山開発に用いられる巨大ショベル等の大型機械から部品を作る工作機械、農業機械まで事業領域に含まれ、夫々の事業を異なった会社を通して運営しており収益モデルも異なるが、これだけ多くの事業モデルを担当し、そこから派生する会計•税務•各種リスクの検討点含め事業への理解を深める事が出来たのはとても幸運だったし、それを形にして後任に残すことが出来たのは嬉しい。

またプライベートでもとても嬉しい出来事があった(一方、2013年のエネルギーのかなりの部分をそこに注ぐことになったのだが)。
2013年は、個別目標として以下を設けた。夫々の結果と反省。

1.目線を上に向ける→下の『目標管理』に組み込んだこともあり、常に意識し、業務を行う上で習慣化されてきた。

2.目標管理・スケジュール管理を徹底する→『定性目標』『具体目標』を毎週設け、反省結果を赤ペンで書き込み次週の目標に反映させる運用としたが、日々の改善を促す意味でこれは非常に有効だった。今後も継続する。

3.マラソン、ドラム、ダイビング、読書、TOEFL iBT→マラソンはハーフのみ上海で実施(自身の赴任その他事情により断念)。ドラムは毎月レッスン実施。赴任後はバンド活動。ダイビングは久米島にてライセンス取得。これは色々計画してくれたパートナーに感謝。読書、TOEFLは実施出来ず。言い訳はしたくないので、これは素直に反省。


<2014年の抱負>
会社が比較的小規模なこともあり、私の所属する管理部は、財務会計から人事、総務まで営業以外の全てを担当している。私自身の裁量も一気に広がり、事業経営に大きな影響を及ぼすポジションに就くことが出来、毎日がとてもエキサイティングで楽しい。赴任して2ヶ月経った今、見えて来た事を踏まえて以下を2014年の目標とする。


①最後まで自分自身でやりきり、結果を見届けること
こちらに来てまず戸惑ったのが、一つの事に対して皆が違うことを言うこと。在庫状況や通関ひとつ取っても、とにかく皆が違うことを言う。6人に聞けば6人が違うことを言う。いつまでたっても真実に辿り着けず、解決策を出すのに異常に時間が掛かる。これが中国特有の事情なのかは分からないが、そんな中で大切だと認識しているのは「最後まで自分自身でやりきり、結果を見届ける」こと。不確実性の中自ら解決策を見い出し、その結果を最後まで見届けて検証すること。勿論全部自分が担当者としてやっていたらすぐに回らなくなってしまうので、部下に任せるところは任せつつも、ハンズオンで課題に取り組む。


②現場に行くこと
私は、産業機械事業は現場と本店(東京)の感覚の乖離が最も大きい事業の一つである、と東京で言い続けて来た。日本の産業機械は安価で高精度な加工により戦後より競争力を高め、各商社もその流れに乗って事業を拡大して来たが、所謂「トレーディング型」から「事業投資型」に事業モデルがシフトして行く中で、かつて自らが商品を取り扱っていたものが別会社に外出しされ、事業運営のスピード感の乖離が大きくなっていると感じている。特に産業機械という、一台当たり数十、百万円という総合商社が扱うには小規模な商品であり、本店と現場の乖離は更に広がる一方であると思う。

現場に赴任してその感覚は間違いでは無かったと感じているが(現場は少なくとも東京の5倍速以上で進んでいる)、その中では更に現場と本社の乖離があることが分かった。現場で何が起こっているのか、どんな商談•交渉を経てどんな機械がどの様に納入され、顧客にどう使われているのか、という一連の流れを理解せずに有効な施策等考えられるはずが無いし、説得力が無い。従って、営業部には無理を言ってでも、現場には出来るだけ(少なくとも月一で)行く様にしたい。この2ヶ月間は腰の重い管理部長になってしまったので、反省。。


③とにかく、結果を出すこと
これに尽きる。テラモーターズの徳重社長が仰っている、不確実な状況下現地の人を巻き込んで結果を出すことが正に求められていると思う。私が日本から抱えて来たミッションなど、実はごくごく一部でしかなく、他にも注力して取り組むべき課題が既に山程ある。これらの課題にハンズオンで取り組んで、とにかく、限られた期間で結果を出すこと。結果にこだわる。

※その他
・読書:1冊/週、TOEFL iBT受験
・中国語 HSK○○級→講師と相談後、更新
・フルマラソン出場(1人でも)
・上海でのライブ活動 1回/Q 計4回


明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。



imayu
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もうすぐ2012年が終わろうとしています。

今年も皆さんには大変お世話になりました。
仕事でもプライベートでも、あらゆる面で色々な方に支えられて走り抜けてきた1年間でした。
自分にも周囲の方々にも正直に、裸の自分で勝負してきました。

そんな中感じている2012年の反省を踏まえ、2013年の抱負をここに簡単に記載しておきます。
2013年は、自分にとってとても大切で、そしてとてもしんどい、けれども楽しい一年になると思います。

2012年に皆さんに沢山甘えさせて頂いた分、恩に報いることが出来ればと思います。
2013年もimayuを宜しくお願い申し上げます。



       


【日々の目標】
・目線を上に向ける

担当として目の前の業務をこなすところから、2012年はグループ新人へのプレゼン、他部局への研修、部内フィードバック、タスクフォースや中国・シカゴ出張等、より部内外へインパクトの大きな仕事が回ってくる様になり、また上席からのポジティブなフィードバックも増えてきた中で業務に対する手応えを強く感じていました。

その一方で、いつの間にか自分のパフォーマンスを同期や後輩と比較して慢心していたり、上席の発言の意図や考えに思いを馳せること無くプレーヤーとして突き進んでいました。

業務で結果を出すのは当り前、+@として上席が何を考え、どんな意図でどんな発言をしているのか良く考え、一つ上の目線で物事を捉える癖を付けたいと思います。その為にも上司とのコミュニケーションを細目に取り、ちょっとした話をするチャンスを逃さず拾っていくことを心掛けます。 

・目標管理・スケジュール管理を徹底する
恥ずかしいことですが、2012年を振り返ってみて「今年はこれを達成した」「これだけはやり遂げた」という確信が殆ど有りません。2012年始めに立てた目標もいつの間にか曖昧になり、年内見直すことも無く気が付くと殆ど未達成のまま2012年が過ぎてしまいました。

これは、そもそもの目標設定がズレていたことと、2012年中に目標を再確認することを怠っていたことが大きな原因だと考えています。会計・税務の資格も、実務に直結することが実際は多くない中で勉強のモチベーションが下がっていったこと、断片的な知識の積上がりという問題意識を途中で再確認すること無く1年間を走ってきてしまいました。

2013年は同じことを繰り返さぬ様、毎週やるべき事を『定性的な行動目標』と『具体的な業務・知識面での目標』で2本立てし、それらを達成する為のスケジュール管理を徹底し、週末に達成状況を確認し軌道修正することで、『目標を立てる→達成する→それを見直して次の目標を立てる』、のサイクルを習慣付けたいと思います。

2本立ての目標は現時点では設定しません。細かい目標達成の積み上げの結果として、大きなものが見えてくると思います。


【その他細かいこと】
・マラソン
ハーフマラソン大会出場、合宿の実施、フルマラソン大会出場を、年間スケジュールを作り仲間と共に達成します。
 
・ドラム
月1のレッスンは、どうしてもスケジュールが合わなかった12月を除き継続出来ました。
思考の幅も広がりましたし、レッスンは継続します。加えて、レッスンの際により細かくメモを取る様にします。
 
・ダイビング
2012年は初めてスキューバダイビングを体験しましたが、自分の気持ちを如何にコントロールするかが大切なのだと知りました。業務で役に立つ局面が多く有ると思いますし(特に僕の場合は)、単純にもっと新しい世界を知りたいという気持ちから、今年はダイビングのライセンスを取得します。

・読書
読書量は以前より増えましたが、週1冊の目標は達成出来ませんでした。2013年は、上記の目標管理・スケジュール管理を徹底する中で、必要な知識に関係する書籍を少しずつ読み進める様にして、細かい読書を習慣付けたいと思います。


imayu / なんとか2012年にUP!

 

年明けからの、第3四半期決算→年度業績予想→来年度予算という管理部予決算マラソンが一段落し、実家に帰って来ています。
 
金曜日は他事業部の管理部や職能部局の同期と日本酒を飲み、昨晩は今年結婚する地元の友人の為にビデオ撮影に参加してきました。男女比率がおかしい幸せな飲み会あり、美味しいお蕎麦あり、カフェで本を読みながら過ごしています。

 
最近、「お前はリア充じゃないか」「お前はリア充そうだよなぁ」と色々な所で立て続けに言われ、何となく腑に落ちないところもあって、リア充と言われる理由について考えていましたが、これはそもそも私自身だけの話ではなく、facebookやtwitter等のSNSから情報収集する以上、その構造上やむを得ないことなのだろうと思います。
(『リア充』にまつわるエピソードを調べてみると色々面白かったのですが、ここではしません)
 
普段私はfacebookやtwitterを通して情報発信をしていますが、その主体はあくまで自分自身であり、ネガティブや情報や自分のカッコ悪い状況をわざわざネット上晒したりしません(隠すつもりもありませんが)。勿論しんどくて話を聞いて欲しい時もありますが、その時は、不特定多数の友人に情報発信するのではなく、身近な人に直接会ったりメールしたりするのが自然だと思います。
 
また、例えば誰かが「Imayuが今大変らしいよ」とか「Imayuがこんなミスしたんだって」と私の噂話をしようとしても、facebookの様に個人情報のあらゆる要素をトレースして不特定多数の人間が情報を閲覧出来る状況で、そんなことを呟くメリットは無いと思います(期待する様なレスポンスも無ければ、更には不特定多数から一方的に評価されるリスクも負う)。
そういう話は結局飲み会等でされることが通常なのではないかと思います。
 
その他、facebookで情報発信をする際にセットで表示される''like''ボタンも、ネット上ネガティブな情報が少なくなる原因のひとつなのではないかと思います。自分の発信した情報に''like''が付けば人は嬉しいもの。発信される情報は自然と多くの''like''を期待するものとなり、その結果ネット上には自分/他人のポジティブな情報が溢れる様になります。
 
 
これらは全て自分以外の人にも言えることだと思いますし、「その人が最近どんな様子か」をSNSで把握しようとすれば構造的に『リア充』要素で満たされることになるのではないでしょうか。
よって、ネット上で発信すればするほど私は『リア充』と見做されることとなり(笑)、SNS等から情報収集する際はそういう構造を頭にいれた上で行うべきなのでしょうね。
(個人的には、optimisticな人は嬉しい時も辛い時もいつでも『リア充』だと思いますが)


Imayu / optimist rather than ''リア充''









 
<東北ボランティア@仙台シリーズ>
その①:仙台にて初日に目にしたもの -what I saw on the first day-
http://imayujournal.blog.shinobi.jp/Entry/204/
 
その②:漁師風の男性の話 -a story of a man who looks like a fisherman-
http://imayujournal.blog.shinobi.jp/Entry/205/
 
その③:ボランティアを通しての所感 -what I felt and several points to discuss-
→今ココ
 
 
今回初めて東北へボランティアへ行って、目にしたもの、聞いたこと、やったことを通しての所感を幾つか纏めてみた。


       


 
 
■復興への意志、現地の人の強さ
シリーズ①②を通して、私はとにかく自分の目にしたこと、感じたことを書いてきたが、現地の被害や悲惨さばかりを伝えるものになってしまったのでは、と思う。
 
これまで書いてきたことは強調でも何でも無く、現実だ。ただ同時に自分が感じたのは、現地の人達はこの現実に向き合い、復興へ向けての強い意志と覚悟を持っている、という事。
 
海辺で目にしたものや、漁師風の男性の話を聞いて絶望的な気持ちになりながら、その次の日、若林区でボランティアをした際に、家主さんが言った言葉。
 
「5ヶ年計画で直して行くつもりです。旦那も新しい家を建てなきゃと言って張り切って仕事にいっています。」
 
この方の家も一階が完全に浸水し、漂流物がぶつかって壁に穴があき、家の裏は流れが止まり悪臭を放つ川があり、その川にはペシャンコの車が転がっていて、震災後手付かずで雑草が腰の高さまで伸びて来て殆ど歩けない。こんな状況下であの様な言葉が出て来る強さに、私は言葉が見付からなかったし、思えばあの漁師風の男性も、これからまた仙台をどうにかして行かなければ、と言っていた。
 
現地の人は現実へ向き合い、復興への強い意志を持っている。そんな中ボランティアで被害の一部を見ただけで絶望的な気持ちになってしまった自分が恥ずかしかったし、彼らの強さに負けない様、自分も頑張らなければならないと強く思った。
 
 
■出来ることは沢山ある/ボランティアセンターの問題点
今回自分達は、側溝の泥出しをボランティアとして行ったが、以前これはボランティアに任される仕事では無かったという話を聞いた。なんでも、ボランティアセンターは管轄が政府系(県庁等)とNGO/NPO系に別れ夫々の運営方針を採っていて、政府系センターは「復興作業は、雇用創出の為基本的には企業に任せるべきである」というスタンスで、ボランティアに任せられる仕事は限られていたとのこと。
 
その為、政府系センターではボランティアに与えられる仕事が少なく、所謂「ガチのボランティア」を期待してやって来たボランティア達は皆NPO/NGO系センターに流れるか、悶々と与えられた軽作業を行わざるを得なかった。
 
今でこそ、人手が足りず側溝の泥出しや畑の中の硝子破片撤去等、以前は容認されていなかった作業がボランティアにも与えられる様になったが、自分の目にした限りでは、道路こそ使える様になれどそこら中に瓦礫や車は転がっているし、雑草が生えっぱなしの土地は沢山あるし、出来る作業はまだまだいくらでもある様に思えた。
 
この様な運営方法ではボランティアもやる気を削がれてしまうし、そもそも「雇用創出」と言っても誰が側溝の泥出しにお金を払うのだろう。ボランティアが出来る様な作業に国の復興予算をわざわざ割り当てるべきかは疑問だし、ボランティアがいる限りは出来るだけの作業は彼らにやってもらうのが効率的だと思う。(むしろ、彼らはよりしんどい仕事を望んでいるのでは?)
 
ボランティアマネジメントというか、モチベーションと効率性の観点から、ボランティアセンターの運営方法については疑問が残った。
 
 
■事前情報収集の大切さ/わかりづらさ
東北にボランティアに行くに当たって事前の情報収集が大切だが、ある程度時間を掛けてじっくり行う必要がある様に思う。
 
自分のお世話になった仙台市津波被害ボランティアセンターは8月10日に閉鎖され、別の場所にある仙台市災害ボランティアセンターと統合され、ボランティアは事前登録制となっている。以前は当日飛び入りで登録が可能だったが、現在は事前連絡が必要であり、またそこから別の場所へのサテライトバスも運営ストップとなっている。
http://flat.kahoku.co.jp/u/volunteer16/9liAJCznL5IKxyEwT3ea
 
これは仙台の例ですが、他の場所でもボランティアセンターの統廃合や管轄組織/運営方針変更等が行われており(これまた分かりづらい)、当日センターに言っても「あれ。ボランティア募集してないの?」という事態も起こり得る。又持参した道具が足りず現地で作業が出来ず迷惑を掛ける可能性もある。折角行くのだから、事前調査を十分にし、必要な物は何か、いつ、どこで、何をすれば良いのか、訪れるボランティアセンターの状況等を明確にしてから行く必要がある。
 
 
■一般企業の行うCSR活動の意義
ボランティアセンターでは、人員が平日に不足したり週末には余ったり、又季節的要因での人員の増減を予測出来ず、効率的なボランティア作業の割当が出来ていない問題がある。
 
今回自分は、所属する会社の所謂CSR施策の一環として現地に行ったわけですが、年間1,000人以上の派遣を目標に、現地に平日/週末絶え間無くボランティアを一定人数送り続けている。又、本施策を本社のCSR担当者が一貫して統括することで、事前準備や作業の引継ぎ等をスムーズに行え、現地スタッフの手を煩わせることが少なく、現場では重宝されている様子。
 
企業CSRについては、そのインパクトについて今迄懐疑的な自分だったが、今回の活動を通して「企業CSR活動も捨てたものじゃない。上手くやれば大きな効果をもたらす」のかも知れないと感じた。
(因みに商社の場合、取り扱う商品が多く、こういった点からも貢献出来ると思う。実際自分が担当する関連商品も多く見かけた。)
 
 
■自分達に出来ること
毎日ボランティアがセンターを訪れ、日々復興に向けた作業が進捗しているのは心強い一方、その道のりは途方も無い。そんな中で自分が出来ることは、自身がボランティアに参加して少しでも現地に貢献すること、この現状をより多くの人に伝えて巻き込んで行くこと、そして、自分自身が出来ることを一生懸命やること、なのだと思った。
自分の場合、現地の人がこんなに力強く頑張っているのに、こんな恵まれた環境でのんびりしている場合じゃない。もっともっと努力し、力を付け、少しでも経済を回して行く。現地に少しでも貢献出来ればと行ったボランティアだったが、逆に自分が発破をかけられてしまった。
 
 
以上が自分のボランティアを通しての所感。本当に多くの事を感じ、学んだ。
また時期を見て参加したいと思うし、自分の毎日をもっと大切に、一生懸命生きようと決意を新たにした。
 
会社を辞めることを思い止まって以来、あれこれ考えず「気持ちで仕事をすること」を心掛けてきたが、やはり考えることも大切で、今自分に必要なことを一つ一つ、着実に身に付け、目標に近付いて行こうと思う。


Imayu/皆さんも機会があれば是非ボランティアへ行って下さい。きっと多くのことが得られるのでは、と思います。
 
3泊4日で仙台に震災ボランティアにやって来た初日、住宅地の泥掃除をしながら、どこか津波に対する現実感が無いままその日の作業を終え、沿岸部にやってきた。住宅地は流されコンクリートの基礎を残した平野に変わり、堤防を挟んだ向こう側には穏やかな太平洋が広がっている。不自然にねじ曲げられた松の木や深く抉られた砂、静かな海と何も無い平野を目にする中、次第に津波の恐ろしさや起こった事の悲惨さを痛感し始める。その時海辺で、ひとりの漁師風の男性に出会った。



 
 
「すみません。大勢で騒がしくしてしまって。」

 
私達ボランティア団のリーダーから一言。男性は、その風貌から、すぐに現地の人だと分かった。
 

 
「津波は三回来たんだ。」

 
 
それ以上こちらから話し掛けるでもなく、その漁師風の男性は滔々と話し始めた。
 
地震が起こった直後、海には大勢の人がつめかけていた。津波が来るか来ないか見に来たのだと言う。2010年にチリ地震が起きた際に、津波警報があり住民が避難した経験があるが、実際は津波は来なかった。その経緯もあって、今回の地震でも大きな津波は来ないだろう、と思い人々は集まったのだと。津波警報の発令も遅れた。
 
一回目の津波は50センチメートル。大きな波が立ったと分かる程度のもの。なんだ、今回も津波は来なそうだ。そこにいた人はそう思ったのだろう。そこから三回目の津波が到達する迄30分も掛からなかった。三回目の津波は、10メートルを超えた。
 
海際にいた人を含め、多くの人がこの津波の犠牲になった。漁師風の男性は学校の4階に避難していたが、3階迄は浸水しそれより下に避難していた人は犠牲になった。津波が完全に引く迄5、6時間はあったという。その間電柱や木にずっとしがみついていた人もいた。
 
波が引いた後、男性は連絡が取れない息子の捜索を始めた。海岸や町中あちこちに人が倒れており、暗い中懐中電灯を片手にひとりひとり顔を持ち上げて息子かどうかを確認した。見付からなかった。その後、息子の遺体は安置所で見付かった。
 
仙台港では一部漁業が再開したが、食べる気がしない。津波で流された人の肉を食べて魚が大きくなっていると思うと、食べる気がしない。


 
 
漁師風の男性は無表情に、滔々と、津波が襲って来た日に何があったかを語ってくれた。一切表情を変えずに、ただ淡々と。自分達には想像も出来ない状況を経験して、男性としてはただ淡々と話す以外に表現方法が無かったのだと思う
 
仙台市だけでも犠牲者は300人を超えている。こんな経験をしている遺族があと何百人もいるのかと思うと、やり場の無い気持ちでいっぱいで、涙が止まらない。どうしてこんな事になってしまったのだろう。どうしてこんなに悲しい思いをしなければならない人がいるのだろう。
 
男性の話を聞いて、3月11日に東北で何が起こったのか、またこれからの復興に向けてどれだけの道のりがあるのか、余りにも途方も無いものなのだと痛感し、ただただそこに突っ立っているだけの自分がいた。
 
 
imayu/その③に続きます
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Profile
HN:
Imayu
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1985/05/13
趣味:
ドラム・筋トレ・読書・旅行・絵描き・マグカップ収集 etc...
自己紹介:
英語偏差値30の高校時代を経て、カナダ東海岸、St.Thomas Universityに留学。政治科学と人権学を専攻。専門はアフリカ人権問題とドイツ政党政治。2009年4月付けで、某財閥系総合商社へ入社。

先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。

''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.

Watch your character; for it becomes your destiny.''

※メール→imayu_canada[at]yahoo.co.jp(ブログ用)
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