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英語偏差値30からカナダ東海岸St.Thomas Universityに留学。卒業後2009年4月、某財閥系総合商社へ入社。
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Imayuです。

荷造りが終わりません。
詰めても詰めても送っても送ってもまだまだ出てくる。

小西真奈美の写真集とか出てくるしね(実は大ファンだったりする)。
お前いつの間にカナダに来たんだ、と。

本に関しては毎年1箱ずつ日本に送っていたんだけど、
いざ全て送るとなるとまだダンボール4個くらいになる。

しかもカナダでいつの間にか法律が変わってしまって、
去年までは30キロ以上のものをダンボールに詰めても
追加料金で日本に送れたのに、
今は30キロ以上のモノはダメになってしまった。

だから小分けして送らなきゃならない。
結局ダンボール7箱送った。全部本。まだ残ってる。ありえん。
これはスーツケースに詰めるしかないなぁ。

彼女と一緒に40キロの箱を2つ抱えて
ダウンタウンまで行ったんだけどあっさり拒否られ、
5ブロックほど先のもう一つの郵便局に行っても拒否られ、
(前日に背筋のトレーニングをして筋肉痛だったImayuは死にそうだった。役立たず)
結局2人でタクシーでトボトボ帰ったのは良い思い出だ。

じゃあ本なんか売れよ、って話なんだけど、
一冊一冊書き込みだからけで思い出が詰まった本達を、
しかもImayuは本を''Intellectual Property''(知的財産)だと思っているので
売ろうなんて微塵も考えてません。
読みたい時に読むよ。

そもそも引越しってのが嫌いなんだよね。
また開けなきゃいけない荷物を箱に詰めるってのがどうも。。。

そんなこんなでてんてこ舞いです。


明日の夜はバンドの練習に行って、
明後日の夜は戦友マー君と夕食を食べて、
その次の日は教授の所へ挨拶へ行って、
後輩に残す書類作りもちょくちょくやって、
仲良しにメール送って、家具の運びだしをして、
最近できた内定者ウェブサイトの管理もして、
・・・


ハッハッハ、やる事が山の様だ!!!(ラピュタのム**氏風)




ようやくまた読書を本格的に始めました。

<最近読んでる本>
-Animal Farm by George Orwell
-The Communist Manifesto by Karl Marx and Frederich Engels
- ODA(政府開発援助) by 渡辺利夫、三浦有史

卒業前と読む本のフィールドが全く変わってない。笑


あ、ちなみに、22日になった瞬間(夜中12時1分公開)に
インディージョーンズ4見てきたよ^^
ハリソンフォード頑張るなぁホント。
まさかあんな事になるとは・・・!!! 笑


Imayu


私も引越し嫌いだよ~という人 

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無事卒業しました。











自分の人生の一区切り。

先の見えない読書に追われた日々も、

終わりのない論文を書き続けた日々も、

朝から晩まで食事中もシャワーを浴びてるときも頭を回転させっぱなしの日々も、

答えのない問題について仲間と夜遅くまで意見を戦わせた日々も、

日本ではなかなか会えない個性的な日本人の友人との日々も、

海外経験0から突然始まったカナダでの生活も、

これで終わりです。

ま、Liberal Arts教育ってのは人生を通して
自分の心に息づく学問だと思っているけれど。



スーツケースに荷物を詰め過ぎ空港で急遽減らし
飛行機で鼻血が止まらなくなりCAに心配され
真夜中に着いた学校で部屋のオートロックに閉め出され途方にくれ
パンツ一枚で眠るルームメイトに恐怖を覚えた留学初日

初めての大学生活で政治学に付いていけず単位を落とし
日本人を異様に毛嫌いして日本語を一言も話さず
これからの留学生活で俺に重要な影響を与える友人に出会った一年生

バランス感覚、という自分の1つのプリンシプルを確立して
バイト、専攻、ジム、精神、いろんな面で自分を客観的に意識し始めた二年生

勉強と就活、大きな目標と壁に向かって朝から晩まで必死で走り、
物事に対する自分の姿勢をより明確にしていった三年生

三年で立てた目標を達成しつつ、最後の学生生活を頑張りつつ楽しもうとした四年生

そして今卒業する自分がいる。

早いなー。
あっという間だったなー。
まさか英語の卒業証書を貰ってるとはなー。

みんなが両親と一緒に嬉しそうに卒業を祝って
記念撮影をした後両親とさっさと帰ってしまったので
ウチの親もここにいたらなーと、珍しく寂しい気持ちになったり。

実は時差ボケで頭がボーっとしていて、
そして正直まだ「卒業」っていう実感がないので、
じっくり四年間を振り返る事ができません。

だからそんな話はまた今度。

これから彼女の荷造りと人に会う事に忙しくなるなぁ。




残念ながら、1つだけ悲しい報告があります。

俺が大学一年生の時にお世話になった先生が卒業式の日にお亡くなりになりました。
(知っている日本人学生の人に念の為、ドクマクです。)
ほんの2週間前に会った時は元気だったのに、ずっと抱えていた病気で突然、との事です。

彼女には本当に良くしてもらって
論文の書き方、批判的物事の見方、マナーまで何もかも教えてもらった。
一年生の時に彼女に教わっていなければ
俺は大学でここまで良くやってこれなかっただろう。

本当は俺の将来の事とかもっと沢山話したかったし、
卒業した後にお礼を言いに彼女のオフィスを訪れる予定だった。

本当に悲しい。
心からご冥福をお祈りしたい。

そして、もう遅いかもしれないけれど、

I was so lucky and happy to have you for my first teacher.
Thank you, thank you very much for all of what you have taught me.

ありがとうございました。

55ドルを借りたまま、内緒で引越ししてしまったImayuのルームメイトJosh。



ドン



憤慨したImayuはお金を回収すべく彼の家を突き止め突撃。



ドドン



Imayuは55ドルを無事取り戻す事が出来るのか!?



ドーン







J: Josh・ジョシュ(借金王、またはImayuの旧ルームメイト)
I: Imayu・イマユ (借金王に悩まされ続けてきたある日本人)



I 「ペンとお金返して。」


J 「こ、小切手置いていったじゃん」

  (ゴソゴソとペンを探す。ぐちゃぐちゃのダンボールの中から出てくる。)

I 「3日後にヨーロッパ旅行行くからその前にお金返して。」


J 「まだ仕事が無いから無理だってば。。。」


I 「まだ仕事がなくて、給料入るのは最低1ヶ月後で、俺はその時日本にいる。返せないじゃん。」 


J 「・・・。日本に送金するよ。。。」


I 「手数料だけで30ドルくらいかかるんだぞ。100ドル位になっちゃうよ。しかも手続きが面倒。お前じゃ無理。」


J 「・・・。だからどうにかして返すよ。。。」


I 「じゃあ、お前無視したけど、実家の住所と電話番号教えて。」


J 「俺の母さんよく引越しするから。住所教えても意味ないよ。」
  (彼の家は母子家庭)


  (そんなわけねぇだろ。予想済みの答え。)
I 「そっか。じゃあ彼女のケータイの番号教えて。Cellphone doesnt move huh?


J 「いや、それはちょっと。。。だから返すって。」


ちなみに、俺はこの時点で母親に実際に電話してやろうなんて微塵も考えていない。一回アパートに来て見たことあるけど、この親にしてこの子、という感じだったので。電話しても話は通じないだろうな、と踏んでいた。でも彼は母親の事をかなり大事にしているので、かわいそうだけどあえて心にプレッシャーをかけてやった。


I Your mom must clean your ass when you shit around, right? 番号教えろ。」


J 「・・・お前はそこまで俺を信用してないのか!(逆切れしだす)」


 (やっぱりな。あたりまえだこのドアホウが!!!と言いたいところを我慢する。)
I 「ううん。旅行前だからそのお金にしようと思って。俺も4年間のカナダ生活が終わりだから、お金が無いんだよ(旅行には行くけどそれは本当だ)。しかも、そんな中お金を貸してる俺もキツいんだよ。いつ帰ってくるかわからない小切手を持ってるのはあまり気持ちのいいものではないだろう?」


J 「・・・。それはわかってるよ。。。でもお金が無いんだよ俺も。。。」

  (やっぱり返す気微塵もないじゃないか。)
I 「だからお前の母親の番号教えろ。」


J 「Imayu。。。だから。。。」
  (死にそうな顔をしている。)


I 「じゃあほら、一緒にゲームしていた男の番号を教えて。彼ならいつも一緒にいるでしょ?」


J 「ああ、それなら。。。。(番号を教えてもらう)」


I 「はい、じゃあ次はお前の母親の番号。教えろ。」


J 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


  (そろそろいいだろう。。)
I 「あっ。(思い出したように)そうだ、今夜の9時から引越しパーティがあるだろう。その時に誰かに借りればいい。カナダに住んでるなら5月を過ぎても返せるだろう?コンタクトも途切れないし。」


J 「いや、でも、55ドルは大金だぞ?そんな簡単に言うなよ。。。」


  (やっぱり返す気がない。)
I 「facebookで見たけど、50人来るだろ。1人1ドルレベルだろ?友達の多いお前なら簡単だろう。Itll be so much better for you to borrow money from somebody who trusts you more than I do。」


J 「・・・だからお前はそんなに俺を信用してないのか!!!」

 
  (またか。)
I 「信用はしているよ。その証拠に今ここにお前の書いた小切手がある。それを置いていくよ。」


J 「ちょっ。。。!」
  (焦りだす。)


I 「何で困るの。俺はお前を信用してるんだよ。」


J 「・・・」


I 「それじゃあ明日か明後日、絶対に現金を持って来ること。俺はお前を信用してるから、小切手は置いていくよ。もし返せない場合でも、どうするつもりなのか報告に来る事。どっちにしろ明日か明後日会う、って事だ。」


J 「・・・・・だから・・・・・」


I 「もし、明日か明後日、お前から音沙汰が無かった場合、その時はお前の母親に連絡する。」
(実は、彼に聞かなくても電話番号くらい分かる。何故なら彼の苗字はカナダでも1,2家族しかない位珍しく、彼の家の場所はおおよそ知っている。大学に事情を話せば、住所位すぐ教えてくれるだろう。カナダだから。)


J 「(思い出したように)っっっっっっっっっ!!!!!!!!・・・・・・・・・・・・」


I 「次に会うのは明日か明後日。絶対忘れるな。」


J 「・・・・・・・・・・・・わかった・・・・・・・・・・・・」



この時点で、家に入ってきた男が、
「oh, is he THE roommate?」とジョシュに聞くのが聞こえたが気にせずに出た。
(ああ、あいつが例のルームメイトか?)
マイノリティのアジア人がここにいても絶対的に不利なので。
たとえ自分が正しい事をしていてもね。


と、いう事でプレッシャーをかけるだけかけて逃げ道を塞いだ結果、
昨日友達と遊んできた帰りに、家のドアから55ドルが入れてあった。
そして今日確認したところ、彼との事。



よし。


これで肩の荷が下りた。
もう彼と直接会うこともないだろう。
心置きなく旅行に行けます。
正直こんなに相手を追い詰めるのは気が引けたけど。



一番ひどい時は貸出金が700ドルを越えたこともあったが、
(プラス毎月平均50ドルは貸していた)

夜中の3時に俺のお気に入りのガラスコップを割られ、
しかも酔っ払っていた彼は素手でガラスを掃除し始め、
血だらけになった床を俺が掃除したこともあったが、
(病気が怖かった)

いきなり、
「今日彼が、皮膚が痒いと病院に来てね、
彼の皮膚の中には虫がいるから、同じ
ソファに座ったり握手したりしちゃ駄目よ

と医者から電話がかかってきた事もあったが、
(え、彼からは何も聞いてないし、
目の前でソファでゴロゴロしてたんですけど・・・・・・・・)

彼が酔っ払っていた時にJapと呼ばれたこともあったが、
(人種差別は初めて受けたけど結構ショックだったわ)



そんな生活もようやく終わりだ。
カナダ最後のルームメイトがこんなで運が悪かったけど、
それ以外では全てが充実していた。



まだカナダでの時間は2,3週間ほどある。
何も気負いせずに過ごせるこの時間を何よりも大切にしよう。



Imayuは明日から16日の夜まで東ヨーロッパ旅行で出かけます。プラハ→ワルシャワ→クラコ→ブダペスト→ブラティスラバ→ウィーンと回る予定です。残念ながら10日間更新が全く出来ませんが(折角勢いがついてきたのに!!)、その間もイマユジャーナルをヨロシクお願い致します!!!



Imayu



ザ・リバティ!!!



こんにちは。Imayuです。
テストも終わりました。
政治学の授業要綱を作る、っていう宿題だけど、
書き始めたらもうやりたい事が浮かぶ浮かぶ。
結局シングルスペース10ページ書いてしまった。
(ポイントフォームも使ったりしたので15ページぶん位ですかね)

俺の作った要綱はかなり満足のいくものになった。
名づけて、Introduction to Political Consciousness
政治学とリベラルアーツの中での政治学と二つにわけて、
それぞれの核になるアイデアとそれに対する問題を順番に勉強。

1.What is political science?
2.What problems/danger does political science have?
3.What is liberal arts education in relation to political science?
4.What problems/danger does liberal education have?

2と4では、それぞれ、

2. 政治学には、「科学的アプローチに焦点を当てすぎて、
政治学の一番の目的、すなわちいい社会、
国を作るために何をすべきか(value)、という項目が無くなってしまった」
という問題があること、

4. リベラルアーツを通して、真実を見つける事よりも
自分の意見を人に納得させる技術だけが身に付いて頭でっかちになる事、
そして、自分で普段から意識して行動しないと、
リベラルアーツ教育は実務で何の役にも立たない可能性があること、

の問題を指摘。

概念とその問題を両方学ぶことで、
自分が政治を学ぶ上でどういう状況にあるかを把握する力、
すなわちConcsiousnessを身に付ける。というクラス。

これ以上は割愛するけど、突然思いついて後はスルスルとまとまった。
教えるのは大変だろうけど、これはいいアイデアだと確信している。
自分の常に意識している、「両極を見ること」「バランス感覚」をうまく入れ込めたと思う。
成績が出るのが楽しみだぜ。



あ、そうそう、




なんか加工したら変になった。


模擬国連の証明書もらった^^
ディーンズリストの賞状と卒業写真と合わせて日本に送ります。


・・・



さて、今日のタイトル通り、
例のルームメイトに貸し出していたお金の回収に奔走しておりました。

最終的に、55ドル貸し出してて。
プラス、俺の名義下にある彼の家賃の滞納分400ドル。

家賃については、彼の名義に変更したのでもう俺の心配は無し。
ことのきっかけは、いつの間にか俺の払ったお金の400ドル分が
彼の学生ローンという形になっていて。
ブチ切れたね。

でも運よく、
俺の払った月の銀行からの明細俺と大学のサインの入った小切手
学校からの明細全て揃っていたのでなんとか彼の滞納だと説得できた。
彼自身は俺を疑っていたが。
捨て台詞は、''I don't think you are lying so I guess I'll pay.''ふざけるな。

でも、彼が引っ越す前日になって、
最後の月の電気代と電話代を払うお金が無いという事で、
(後で友達に聞いたら、彼はずっと外食していたらしい)
55ドル俺が肩代わり。これで何回目だろうか。
でも今回は嫌な予感がした。

大金ではないけど、もうすぐ旅行に行く身、
そしてカナダ生活そのものの終わりが近い事もあって、
55ドルだけどどうしても欲しかった。
そして俺が返済を要求。



そこで彼は俺に日付だけを空白にした小切手をくれた。
これで、彼にお金が入り次第連絡するから、
日にちを記入して現金を引き出せと。
珍しいねぇ。そっちからオファーするなんて。

彼はそれで問題を先送りにできると思ったのだろう。でもね、

1. 彼の口座は現在空
2.いつ仕事を始めるか分からない
3.その仕事内容がキャンプしながらする仕事なので、入金の知らせを俺にメールできない
4.たとえ今すぐ働きだしても今月中に入金される確立は低い
5.俺はすぐ10日間のヨーロッパ旅行で、しかも帰ってきたら俺はすぐに口座を閉める
6.彼の引越し先を教えてもらっていない
7.俺が根本的に彼を信用していない

これらの理由から、俺がヨーロッパに行ってしまったらもう回収は不可能だと思っていた。
だから、この小切手を受け取った次の日に詳しい事を聞こうと思っていたら、




俺が出かけてる間に引越しやがった。




もう俺ブチ切れ。家に帰ったら空なんだもの。
やってくれるじゃねえか。。。
もしもと思って、出かける前に俺のお気に入りのドイツ産ペンと
「もしもの為におまえの実家の住所と電話番号を書いて」という紙を
置いていったのに、そのペンと紙ごと無くなった。

もう爆発。メモを残した様子も、一日待っても帰ってくる様子も無く、
これはどう返してもらえばばいいかな、と考えてみた。
この時点で、俺にとってはお気に入りのペンを回収する事が一番大事だった。


そうしたら、なんともオマヌケな事に、
facebookに家のある通りが書いてあるじゃない。
しかもその日の夜9時から引越しパーティをするとあるじゃない。
アホか。




頭の中で話の流れを念入りにシュミレーションして家に押しかけた。



ゴンゴンゴン(ピンポン無かったので)。



応答無し。



物音有り。



ドアを開けると彼の汚い臭い靴があった。



家に入る(カナダだからOK)。



リビングであの顔を見つける。



笑顔で、Hey、と声をかける。



唖然とした顔をしていた。



ソファーでゴロゴロしながらギターのゲームをやっていた。



一緒にゲームをしていた男、アチャーという顔。




彼にちょっと話があるから、
と言うと部屋に連れて行かれ、

そこで交渉開始!!!!!!!


to be continued...


Imayu


さて、55ドルの行方やいかに!? 

取ってきたよ。

日本の学生のみんなが就活のピークで
あちこち走り回っている中、
俺は地球の反対側でホクロを取っていたよ。

なんでカナダでホクロなんか取ってるんだ俺は。

一応ImayuJournalはコラム化した(笑)留学生ブログということで
もうちょっと国際的雰囲気溢れる記事を書きたいんだけれど、
今日はホクロ(mole)の話をします。



やつとの出会いは3ヶ月程前
例の落ちたポーランド研修に申し込むための内科診断を行いに
学校のキャンパス内にある病院にいった時の話。

まあどこも以上無いね~、と言われつつ
最後に背中に聴診器を当てた時に医者の手が止まった。

そしたらいきなり「お前コレやべぇよ!!!」
背中のある所を指でグリグリグリグリしだした。
びっくりしてズキュウゥーンとなる。

なんでも、背中にある俺のホクロが悪性になる可能性があるとの事。
(いわゆるメラノーマ?と呼ばれるもの)



ほら、形が丸じゃなくて四角いでしょ?」
ボーダーがはっきりしてないでしょこれは危ないの絶対危ない

そんなこと言われても見えねぇよ。
しかも人のこと危ない危ない言い過ぎだろ。お前が危ないよ。
ハァ・・・そうですか、と言う俺。



昔からここにホクロあった?」
大きくなったりしてない?」
こんな形のホクロないでしょ他に。」

だから見えないって言ってんだよ!!!
誰が自分の背中のホクロの位置まで把握してるってんだ!!!



じゃあ他の病院に診断書送っておくから、後で電話が来るわよ

ハァ・・・そうですか、と言う俺。
なんかホクロの見分け方マニュアルみたいなのを教えられ(もう忘れた)、
診断書だけ無事貰ってその日は帰った。

その後自分でネットで調べて、癌になる可能性がある、とか見つけてかなり凹む。
そして昔からこのホクロあるのかな、と気になって、
大学一年の時に、ジム行ってた時にケータイで撮った背中の写真を見つけて
ズームインして見てみたり(あった)してちょっと安心する。
大きさまでは分からなかったけど、とりあえず昔からあるらしい。


そうして何回か病院に行って診断してもらって今に至る。
まー取ってくれるものは取ってもらいましょう、という事で。





かゆいんだよね実は。
ホクロを取った時に3針くらい縫ったんだけど、
その後2日くらいしてからかゆいのなんの。

でも来週の診断まで絶対にテープをはがすな、
と言われているので必死で我慢してます。

手術?
手術は結構痛かったよ。麻酔がね。すごく鋭い痛みだった。
背骨のすぐ横だったから、なんか針がスーッと入ってくるのが分かってさ。
うつ伏せでシーツつかんで我慢してた。

そしたら看護婦さんが俺の目の前にしゃがみこんで、
''Are you alright?''とか聞いてくる。
やめてくれ、恥ずかしいから。しかも顔が近い。

麻酔が効いてからはもう何も感じなくて、
背中の皮膚が引っ張られてチョキチョキ切られてる感覚が気持ち悪かったくらい。
朝10時半の手術だったから寝そうになった。

麻酔が切れてからも全然痛くない。
背中の皮膚自体は痛みに鈍感なのかな。



そんなこんなで背中のホクロが消えました。笑

「筋トレ行っていいですか?」って聞いたら、
「2,3日は安静にしておいたほうがいいよ」って言うから、
丁度72時間経った今日の朝筋トレに行ってきた。爆
ベンチプレスが70キロくらいまで上がるようになったよ。
でも体重も80キロまで増えたので相対的にはあまり変わらず。

カナダでは医療費がタダなので、
このホクロ取り手術もタダでした。ラッキ~。



あ、そうそう、後々調べてみたけど、
このホクロが悪性に転換して弊害を起こす病気って
アジア人よりも白人の方が10倍位なりやすいんだって
(患者数が10倍くらい)。
白人の方が皮膚が紫外線に弱いのが原因らしい。

だから、カナダとかアメリカとかヨーロッパとかの白人国では、
このホクロに対して細心の注意を払って診断するんだそうです。
逆にアジアでは、日本も含め、悪性ホクロの発見が遅れて
症状が進行してしまったりするケースが多々あるらしい。

そう考えると、俺のホクロが悪性の可能性になる有り、と診断されて、
しかもそのホクロが絶対に見つからないであろう背中だったという事で、
俺は非常にラッキーだったな~と思う。


だからみんな、海外の病院に行く機会があれば、
是非ホクロを見てもらったらいいよ。



あ、話がまとまった^^



Imayu (ちゃんと署名する事にしました)

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Profile
HN:
Imayu
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1985/05/13
趣味:
ドラム・筋トレ・読書・旅行・絵描き・マグカップ収集 etc...
自己紹介:
英語偏差値30の高校時代を経て、カナダ東海岸、St.Thomas Universityに留学。政治科学と人権学を専攻。専門はアフリカ人権問題とドイツ政党政治。2009年4月付けで、某財閥系総合商社へ入社。

先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。

''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.

Watch your character; for it becomes your destiny.''

※メール→imayu_canada[at]yahoo.co.jp(ブログ用)
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