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英語偏差値30からカナダ東海岸St.Thomas Universityに留学。卒業後2009年4月、某財閥系総合商社へ入社。
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ご無沙汰しております。
Imayuです。

ちょうど1週間前の月曜日に帰国したのですが
それ以来バタバタしておりました。
今日やっと落ち着きました。
またすぐバタバタコしてきますが。

ということでバングラデシュ旅行編ですね。

「旅行」と言っても、
ドイツや東ヨーロッパに行った時とは
随分趣きの違った旅行になりました。

毎日色々な人に会って沢山の話を聞き、
NGOの現場を見、貧困の現場を見、
バングラデシュの文化、人、経済、教育などを肌で感じ、
毎日毎日頭がぐるぐる回っていました。

そんなわけで、なんだか気が付いたら、
勉強旅行・合宿、みたいな感じになってしまいました。


ちなみに、結局カルカッタにはいけませんでした。
だって電車で16時間くらいかかる上に
1週間に1本しかない。
2週間の予定で航空券も取ってしまっていたので、
カルカッタに行ってしまったら帰れなくなってしまう!!!
ので、ダッカのインド大使館でビザは取りましたが、
インドには行かずじまい。行きたかったなぁ。


言ってしまえば、観光産業が全くと言っていいほど発達していない国なので、
観光名所も特に無く、ここだけは行っておけ!というような場所もない。

結局首都ダッカ以外に訪れたのはバングラ北東端のシレットのみ。
でも、行くところ行くところで会う人に恵まれ、
本当に良い勉強させてもらいました。
(沢山騙されもしましたが、それもまた楽しかった)



アカデミック、NGO・NPO、国際機関、ビジネス、


災害、病気、食糧価格高騰、汚職、デモ・・・


あらゆる方面で最後の最後に必ずと言っていいほどその姿を現す謎の国、


バングラデシュ。


その正体を自分の足で探ってきました。


そうか、そうだったのか。


これがバングラデシュ。


自分なりの答えを見つけてきました。



そんな旅行。



訪れた場所が少ない上に勉強旅行というかなり特殊なことになってしまったので、
今回のTravel: Bangladeshシリーズの構想には少し悩んでます。

よって今回はトピックを、
プロローグ、ダッカ、バングラの産業(シレットにて)、バングラの文化/人々
というシリーズに分けてみようと思います。


---------------------------------------------------------------------------------------------------

プロローグ。

「ヒト、モノ、リキシャがうごめく国、バングラデシュ。」




10月28日、バンコクの堅い鉄のベンチの上で一夜を過ごし、


翌日午後2時、バングラデシュ、ジア国際空港に降り立った。



入国審査にものすごい時間がかかる。
1人10分くらい。5人くらい並んでいたのでかなり待たされる。
どれだけ慎重なんだよバングラ人よ・・・とイライラ。

自分の番になって、こんなに時間がかかっているのは
ただ審査官のパソコン操作が遅すぎるせいなのだと気付く。
ポチ・・・・・・・・ポチ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ポチポチ・・・・・・・・・
人差し指で必死にボタンを探して押している審査員を見て
怒る気も失せる。

荷物を受け取りセキュリティゲートを発見する。
ものすごい数のバングラ人が呼び止められている中、
真っ赤なバックパックを持った日本人はこっそりと通り抜ける。
(ナイフとか入ってるし。何か言われたら嫌だし。)
後ろで何か言われた気がしたが気にしない。



ゲートを抜け、空港の外に出るドアへ直行。



むわっ、とした熱気とともに、



目の前の鉄のフェンスにびっしりと張り付いた人々に圧倒される。



フェンス際に建った小屋の屋根の上には、子供が数人いてこちらを覗いている。



足元にはいつの間にか足が変な方向に曲がった子供が寝転んでいる。



知人との落ち合い場所の駐車場の建物の方に目をやると、



沢山の人が、老若男女、警備員に制止されつつこちらを見ている。
(圧倒されて写真を撮り損ねた)



絶えず鳴り響く車のクラクションと人々の怒号。



。。。



なんだかすごい所に来てしまった。。。




そこから駐車場側へ移動した。

すると足元にいた子供、ムクッと起き上がって
「ボンドゥー。ボクシーシ。」と手を伸ばしてくる。
恐くなって逃げるように人ごみの中へ。

全員が俺を見てくる。
日本人がそんなに珍しいのだろうか。
また恐くなる。


そこで知人と落ち合い、車で知人宅へ移動した。

北海道で忍び込んだ大学の授業で
知り合いになった教授に紹介を受けた、
この時初めて会う知人に自己紹介をしながら、
頭の中は、この入国の瞬間に目撃したことを整理することで精一杯だった。




あのフェンスに張り付いた人たちは一体何なのだろう。。。

プーッププーッ


                         チリンチリン


俺が素通りした瞬間に起き上がって付いてきた子供は・・・?


                       プププー

                          チリン
ビーップププー


駐車場前の制止されていた人たち、
なぜ全員が俺のことを凝視していた・・・?




プププププーーーーーーーーーーーーー
                 キキキッ



うるせークラクション。。。。。とリキシャ。。。










  初めての途上国、バングラデシュ、入国です。




Imayu


デング熱発症まであと・・・・・日!?→




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写真・・・・・・!!
わー下の参考写真と全く一緒やー!笑。
どきどき、、、、、

読んだだけで想像したら、頭もわーんでぐるぐるするのがわかります。Organizeされてる君のことやから余計やね~。
EDIT
at : 2008/11/18(Tue) 09:00:08
無題
>>ゆさん

下の写真と違うのは道路がかなり舗装されていることでしょうか。悪路でのリキシャは辛い。腰のクッションが必要です。

到着当日の頭の中をめぐっていた言葉は、Turbulence, Chaos, Anarchy...全くなんてところだと思いました。。。
Imayu EDIT
at : 2008/11/18(Tue) 21:49:46
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HN:
Imayu
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1985/05/13
趣味:
ドラム・筋トレ・読書・旅行・絵描き・マグカップ収集 etc...
自己紹介:
英語偏差値30の高校時代を経て、カナダ東海岸、St.Thomas Universityに留学。政治科学と人権学を専攻。専門はアフリカ人権問題とドイツ政党政治。2009年4月付けで、某財閥系総合商社へ入社。

先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。

''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.

Watch your character; for it becomes your destiny.''

※メール→imayu_canada[at]yahoo.co.jp(ブログ用)
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