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英語偏差値30からカナダ東海岸St.Thomas Universityに留学。卒業後2009年4月、某財閥系総合商社へ入社。
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<Realistic Dreamシリーズ進行中>

Realistic Dream (1) I am so lucky... 

Realistic Dream  (2)  Top Down & Bottom Up



国際貢献。。。

発展途上国に貢献する方法をずっと探していた僕は、
Top Down式で途上国の現状が見えていない国際機関に嫌気がさし、
苦しい生活と徒労を感じてしまうであろう
Bottom Up式のNGO・NPOにも疑問を感じ、
また振り出しに戻ってしまった。

そんな不安を打ち消すためにより勉強に打ち込んだ。

そして、朝いつものようにニュースをチェックしていた時、ある記事に出会う。







総合商社M、アブダビにて発電事業を受注。

。。。

ん?発展途上国でインフラ?

。。。

そんな仕事があったのか?

。。。

ビジネスか。
インフラを建てることはその国の経済の底上げになるし、
何より発電事業はその地域に電力が通うってことだよな。
今まで電力が無かった所に発電所を建てる。。。

ビジネスを通しての途上国貢献。。。

こんなやり方もあるんだな。
そういえば商社、って聞いたことあるな。
商社マンとか。そういえばどういう仕事してるんだ?
なんで商社マンって言葉があるんだ?

朝はこの程度のことしか考えていなかったが、
学校へ行っても1日中そのことが頭から離れず、
帰宅した瞬間商社について調べ始める。



地下鉄、道路、発電所、海水淡水化装置、排ガス分解装置・・・

人間力が・・・

生活産業、機械、エネルギーから金融事業まで・・・

口銭・貿易仲介ビジネスから事業投資モデルへ・・・

川上から川下までのバリューチェーンを・・・

投資先に人を送り込んで積極的に経営に関わって・・・



漠然としていた商社像が少しずつ明らかになってくる。

この時僕は、
「商社でなら、現場に携わって明確な結果の出せる途上国貢献が、
途上国に貢献すること(Ideal)と利益・明確な結果を出すこと(Reality)
のバランスが取れるんじゃないか」と思い始める。

こんな方法もあったんだ。

この時の僕にとって、まさに目からウロコだった。



特に僕は、途上国のインフラ整備事業のアプローチに大きな魅力を感じた
それには、自分の人権に対する価値観との関係がある。

人権学を専攻しているにも関わらず、
僕は普遍的人権には懐疑的だ。
表現の自由?報道の自由?信条の自由?集会の自由?移動の自由?

これらの価値観は、各文化によってそれぞれ定義されるもの。
文化によっては表現の自由が限定されることだってあるだろうし、
人が何を信じるかを自由に決める前にそこにすでに
宗教文化が根付いていることだってあるだろう。

そこに生まれた大部分の人間は実際
その文化に何の疑問も持たずに生活しているし、
今まで実際そうやって文化は続いてきた。

普遍的人権学の権威Jack Donellyでさえ、
「非人権的な」インドのカースト制度がなぜ大衆に
これほどまでに受け入れられ、秩序を保っているのかを
論理的に説明することを放棄した。

そんな、各文化によって大部分が定義されてしまうような価値観を
(Culturally Relative)
大多数の国連加盟国が世界人権宣言に合意したからと言って
統一なんてできるはずがない。

国連の空気をこの身で感じてきた。
国連なんてただの政治的な道具になりかねない。
その国連で、政治的に採択された「宣言」に
人のHonestyがどれだけ含まれているか。
俺は悲観的にならざるを得ない。

じゃあ、結局人はみな文化ごとに好き勝手やっていていいの?

俺はそうではないと思う。断固として無い。

問題は、人はどこまで普遍的な価値観を持っているか。

人間の欲求や願望を突き詰めていくと、
「生きたい」という気持ちに行き着くと思う。

これだけは、生物として当然の願望であるし本能。
この感覚だけは、世界60億人全員が共感することだと思う。
(様々な外的要因から生まれる自殺志願者は特殊な例だろう。)

だから、自分が人権の中で本当に尊重されるべきだと思うのは、
Right to Life、生きる権利。当たり前だけどね。

生きる権利、これはその他の文化や
場合によっては権利が育つ土壌だと思うし、
逆に、人の生命を犯す可能性の高い文化的習慣であれば、
その是非は問われるべきだと考える。

だから、アムネスティやHRWなどの報道活動については
必ずしも納得していなかった。
「~の文化は表現の自由を犯している」だとか、
「~の国は人の自由を保障していない」だとか。
それは、各文化の習慣もあると思うし、
実際にそれよりまず保障するべき権利があるだろう、と考えていた。
(もちろん、それもしばしば報道されているけれど。)


この、人権学では至極ポピュラーな、
Cultural Relativism-Universal Human Rightsの論争の中で
自分なりに見つけたバランスが生きる権利。

これが、俺が真に納得して尊重できるものだった。

だから、人の生活を保障するためのインフラ開発・整備事業は、
自分の価値観に一番合致するものだった。



Top Downでも、Bottom Upでも無く、
ビジネスを通して、途上国の人々の生活を創る。。。


この時点で僕は、総合商社を受けることを決めた。



・・・のだが、もちろん納得していない点、疑問な点もあった。

細かく調べていくと、
実際に100%インフラに携われるわけではないし、
そもそもインフラ事業自体、
本当に途上国の人々のためになっているのか分からなかった。

所詮インフラ事業もトップダウンなのではないか?

全く関係のない財経理税務部配属になる可能性だって否定できない。


心配な点は山ほどあった。


それでも、総合商社に入る自分のキャリア・将来に対する
メリットとデメリットを比較した結果、
総合商社は、今の自分にとってベストな選択肢となるであろうことを確信した。


このことについて次のエントリーでは書きたいと思う。


※お気づきの方も多いと思うが、このTop Down&Bottom Upや、ビジネスを通しての社会貢献という考え方は、とある僕の尊敬するベンチャー企業の理念にかなり近いと思う。この会社のことは、とある友人が僕に教えてくれたのがきっかけで知ったのだが、衝撃だった。なんというか、うれしい悔しさを感じたし、自分の将来を更に深く考える、大きな出会いだった。


このことについても後々書きたい。


Imayu


Top Down→Bottom Up→Business→ 

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Profile
HN:
Imayu
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1985/05/13
趣味:
ドラム・筋トレ・読書・旅行・絵描き・マグカップ収集 etc...
自己紹介:
英語偏差値30の高校時代を経て、カナダ東海岸、St.Thomas Universityに留学。政治科学と人権学を専攻。専門はアフリカ人権問題とドイツ政党政治。2009年4月付けで、某財閥系総合商社へ入社。

先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。

''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.

Watch your character; for it becomes your destiny.''

※メール→imayu_canada[at]yahoo.co.jp(ブログ用)
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