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英語偏差値30からカナダ東海岸St.Thomas Universityに留学。卒業後2009年4月、某財閥系総合商社へ入社。
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友人達とハゲタカを見に行ったらその夜寝言で、「レバレッジがぁ〜」と喋っていたらしいImayuです。夢で見た事はいつもハッキリと覚えている。夢の中でも色んな事に疑問を持っていて、何かを変えようと試行錯誤していた。 

僕は昔から、現実の思考が如実に夢に現れる傾向があるなぁ。 


               

おやすみプンプン 1      おやすみプンプン2
浅野 いにお




一人の親友が大きな決断をした。そんな彼が最近口にしていた日本の『閉塞感』。閉塞感、そんな言葉を聞いて僕の頭の中に1人の漫画家が浮かぶ。 

浅野いにおさん。 

青春を生きる少年やノーマルで辛辣な現実を生きる大人の視点を通して、現代日本人が感じている閉塞感を生き生きと、生々しく描き出す(imayuの勝手な意見です。適当な説明が見当たらなかったので)。代表作は、『ソラニン』、『ひかりのまち』、『おやすみプンプン』、『素晴らしい世界』など。 


                   


個人的に、僕は浅野いにおさんの漫画が大好きだ。僕がフェルメールやハンマースホイの様に、「光」や「ぬくもり」の様な目に見えないモノを描ける芸術家に強く惹かれるのと似ていて、浅野いにおさんの漫画に漂う無力感、無情感、絶望、そしてふと見え隠れする希望の様な、ふと頬を撫でる様な光に惹かれるのだろう。 

見えない物を描く事は凄く勇気がいる。自分に見えている物は他人には見えないかもしれない。逆に、他人に見えている物がもしかしたら自分には見えていないかもしれない。ましてやそれを描く事で、漫画の様な不特定多数の大衆からの評価の対象になるなんて考えられない。。 

しかも、彼が描くのは世の中にありふれた、当たり前の日常。しかしどこか当たり前じゃない独特の世界。そんな不安定な世界を舞台に、見えない物を描く。こんな大変な事は無いと思う。しかし彼には、それに対峙する勇気と、描く為の感性と、画く為の抜群の技術力がある。 

矛盾するようだけど、僕は彼の作品を大好きでありつつも、彼の作品に共感する事は殆ど無い。おそらく、浅野さんの描く絶望や閉塞感に共感してしまうのが怖いのだろう。彼の描くこの見えない感覚は間違いなくこの日本に存在するのだけど、彼の漫画の中の登場人物は、誰1人として、それを打破しようと主体的行動を起こさない。現実を受け止め、その中に見つかるかもしれない一抹の光を抱きしめる。これは僕の価値観とは違う。 

最近出た『おやすみプンプン』の新刊の反響ぶりやソラニンが映画化される事を見ても、彼の人気が増々高まっている事が解る。自分の好きな作品の人気が高まるのは嬉しい事なのだけど、それが共感によってもたらされものなら、それを素直に喜ぶ事が出来ない自分がいる。いにおさんの人気が出れば出る程、日本の薄暗さを具現化してしまう様な気がして、怖さを感じてしまう。上映されればもちろん見に行くつもりだけれど、それを見て自分はどう感じるのだろう。分からない。 



こんな些細な事でさえいつまでも頭の中に残ってしまうのは、今の自分が強い心の葛藤を感じているから。この葛藤の先に何が待っているのか自分にも正直まだ分からない。しかし、この葛藤を生んでいる現実を対処するだけの能力を自分はまだ身に付けられていないという事だけは分かっている。ただ、そんな中でも、現実と対峙する勇気は失わず、自分の進むべき道を常に見据えて行動して行きたい、と強く思う。 


               


※ 先日、ふと親友と渋谷のカフェに立寄り話をした。就活の為日本に帰国した時、「いつもこいつには先を越されるなぁ」、と痛感させられてから、自分も就活を終え、大学を信念を曲げずに納得の行く形で卒業し、1年間のモラトリアムの間、沢山の人に出会い、色んな事を見、感じて来た。絶対に負けない自分の軸を見つけた様な気がしていたし、もう立ち止まる事なんて無いと思っていた。 

そして先日のカフェ。自分の話を沢山してしまったが、同時に彼の事も良くわかった。自分がモラトリアムでフラフラしている間、彼は誰よりも強い葛藤を感じ、それでも誰よりも強い信念を持ち生きて来たのだと改めて知った。そしてまた大きく前へ踏み出そうとしている。そして今度は段違いのステップだ。いつもこいつには先を越されるなぁ。また、だ。 

でも彼と話をして、少し俯きがちだった最近の視点が、スッと真っ直ぐに引っぱり戻された。 

さあ、これからも頑張ろう。

Imayu

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あついですねー
どもども、先日はお誘いどうもありがとうございました。普段は使わない頭の部分を使った感じがして楽しかったです。

閉塞感+ハゲタカで思い出したんですが、最近読んだブログの記事がちょっとイマユの書いていたことに似ているような気がしたんでリンクしてみます。

http://financials-violet.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-c451.html

このダメ銀行員ってのは別におれじゃないんですけど、これを読んでなんかピーンときましたね。ここで言われている状況ってまさにうちの人達やんってね。

「スッと真っ直ぐに引っぱり戻された」気がした。
やす EDIT
at : 2009/07/26(Sun) 16:37:15
無題
>>やすくん

いえいえ。ポッポ君が頑張ってくれたお陰だよ。これからも是非来てね。やっと形になってきた、と思う。

近いことをhrkがついこの間言っていたよ。俺の周りにはこの閉塞感やシステムに疑問を持つ人ばかり集まるから、それが普通だと思っていたけれど、それが余りにも普通じゃない、って事を思い知らされてる今日この頃。

ハゲタカが人気なのはストーリーじゃなくキャストの力の気もするけどね〜。興行収入もエヴァの方が高かったりするし。でも、共感やストーリーを登場人物に求める傾向は最近増々強まってるかもしれないね。
imayu EDIT
at : 2009/07/28(Tue) 23:33:41
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HN:
Imayu
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1985/05/13
趣味:
ドラム・筋トレ・読書・旅行・絵描き・マグカップ収集 etc...
自己紹介:
英語偏差値30の高校時代を経て、カナダ東海岸、St.Thomas Universityに留学。政治科学と人権学を専攻。専門はアフリカ人権問題とドイツ政党政治。2009年4月付けで、某財閥系総合商社へ入社。

先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。

''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.

Watch your character; for it becomes your destiny.''

※メール→imayu_canada[at]yahoo.co.jp(ブログ用)
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