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英語偏差値30からカナダ東海岸St.Thomas Universityに留学。卒業後2009年4月、某財閥系総合商社へ入社。
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さて、いよいよ今日(2月5日)から学校が始まりました。
やっぱりいいね、学校は。
生徒がいるキャンパスは曇り空にもかかわらず生き生きしてる。
普段は学校行きたくねぇ~とか言ってる生徒達も
今日ばっかりは友達との再会やらなんやらで楽しそう。
まあそれももう1,2週間で地獄に変わるわけですが。

大変な事に、大学のサイトに小さくUPされた変更後のスケジュールによると、
卒業式は5月の18日という事になっている。おいおい、、、


ポーランド研修と被ってるじゃんかよ!!!!!!!!!!!!!!!!


うわ~こりゃないわ。。。
これじゃあ卒業式出られないじゃないか。。。
(ポーランド研修はもう受かるものだと思い込んでいるので。笑)

もしポーランド研修に落ちて卒業式に出られたとしても
気分が微妙だろ?おそらく。
あ~あ~、卒業式だよー、出たいよー。

6月?の卒業式まで待つ、ってチョイスもあるけど、
俺はもうその時には日本のド田舎の農家で
せっせと住み込みの仕事をしていたい。
(エリートで現場を知らない、と批判される
典型的商社マンになりたくないのでね。)

さて、どうしようかね。
まあその時に考えよう。

最近気になるニュースは、

毒ギョーザはもちろん、
アメリカの大統領立候補選挙、
(今日24州で一気に選挙が行われる:Super Tuesday)
トルコの政教分離、無宗教主義からの逸脱、
エジプトとガザ地区とイスラエルの関係、
後はコソボ問題に対するヨーロッパの対応かな。


トルコの事について少し。





トルコのやってる事の意味がどうも解せない。
トルコは、ムスリムが大多数を占める民族構成なのに
(イスタンブールにもモスクが沢山あるでしょ。ブルーモスクは有名)
無宗教主義を貫く特殊な国家で、
EU加盟も視野に入れた外交政策が近年見られた。

そのトルコが最近、憲法で定められた
「無宗教主義」の項目を変えようとしているらしい。
それは、トルコがイスラム教国家に近づく、という意味にも取れる。

EUはEUで、ヨーロッパ憲章の中に
キリスト教原理の項目を入れるとか入れないとかで
議論している最中だから、トルコとの溝は更に深まる事になる。

ヨーロッパと中東との接点にあって、しかも無宗教国家、
これからの中東政策でこれほど重要な国は無い。
しかも農作物が不足気味のヨーロッパにとって、
トルコの農業はかなり魅力的。

しかもトルコの産業は、
中東でのインフラ建設に関わるメーカーがあるくらい発達してきてる。
そして、BRICSの次に発展の波が来る、と言われているVISTAのTはトルコ。

トルコはヨーロッパにとってはどうしてもアプローチしておきたい国のはず。
それが、今回のトルコのDisecularization(宗教化)の動きによって、
ヨーロッパ側の懸念材料になり得る。

しかも最近の、トルコが執っている
トルコ内部とイラク北部のクルド人に対する政策は
ヨーロッパ各国、そして世界の非難を浴びている。

トルコは何をしたいのか。
やはり、グローバリゼーション・国際化によって
世界の距離が近づくのはまだまだ先か、
それともその展望でさえただの幻想なのか。


これからのトルコの行く末に注目です。

※トルコは個人的に大好きです。文化も面白いし、女の人は超美人揃い。
(キャンパスで見かけたトルコ人も物凄い美人だった)
しかも、「イスタンブール」という質の良いシンバルを作ります。


あ~、やっぱ時事ニュースの事を書くとすっきりするな。
近々またNewsカテゴリーでエントリーを書こうかな。



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さてさて、やってきましたGermany Part.4-1。
ベルリン中心街行きます~。

ベルリンはね、至るところで歴史の流れを感じる町だった。
東西分断が終わって、ベルリンの壁が崩壊したのは
ほんの20年ほど前だもんね。

とにかく、ベルリンに午後5時頃に到着して、
ベルリンの巨大駅で迷いに迷った末、
やっと見つけたアパートには管理人がおらず、
電話したら途中でお金が切れ、
(ベルリンの公衆電話高すぎだよ!!!30秒で1ユーロはおかしいだろ!!!)
またかけ直したりして、やっとアパートに入れてもらった。

この管理人さんすごくいい人で、
ベルリンの見所も教えてもらったし、
ちょっと世間話もしたりして、安心して泊まることができた。
今回は、ホテルじゃなくてアパートだから、食事は一切無し。
自分で台所で作るか、外で食べてくるか。



これが泊まったアパートの通り。旧東ベルリン域です。
ベンツやBMWがうじゃうじゃ。

ちょっとアパートで一息ついて、この日はまたクリスマスマーケットへ。
ワインを飲みまくり、ベロベロになって帰宅しました。
途中でネットカフェに立ち寄り、観光地を調べて帰宅。
ロンドンでは、10分パソコン使うだけで1ポンド(240円)取られたのに、
ここでは1時間1ユーロ(160円)。この物価の違いは何だ。
酒臭かったのか、店員が物凄い勢いで俺を見ます。すみません。


そして次の日は、朝一でベルリン中心街へ!!



Bundesrat 参議院

ベルリンの真ん中、Potzdamar Platz駅へ赴き、その周辺をフラフラ。
これは参議院。ベンツのSクラスが出て来るところを激写!!!笑
人が全然いなくて目立ったのか、警備員に指さされました。すいません。


そしてそこに面した通りを歩いていくと、



Holocaust Memorial

急に1区画分、目の前がバッと開ける。
これは、旧ナチスドイツが600万人のユダヤ人を殺した罪を忘れない為の記念碑。
ベルリンのど真ん中、しかも政治施設が集中する地区に、
1ブロックすべてを使ってこんな重々しいものを建てた。
(Google Mapの衛星写真で探してごらん?
すぐ見つかるから。中央公園の右端に面しています。)

それだけ取り返しのつかない事をしてしまったのだと言う事を肌で感じた。
ドイツは、学校教育にしても、政治的アプローチにしても、
ナチスドイツの犯した過ちに対する謝罪は徹底してる。

この記念碑も、警備員が常に4人くらいいて、
掃除してるおじさんも2人くらいいる。
石を一つ一つチェックしてる人もいた。
しかも、壁にも電車にさえも落書きだらけのドイツで、
この記念碑にだけは、落書きが全く無い。

しかも政治の中心地の更にど真ん中、
そして、衆議院と参議院の間(ドイツの両院は別々の建物)にあるので、
ベルリンのエリート、政治家達は毎日毎日この記念碑を目にすることになる。

過去の過ちに対するドイツの姿勢を体感した。

正直、写真を撮るのもはばかられたけど、
こうして伝える事も1つの事実の継承の仕方だと思って撮った。
虐殺は、ナチスの後にも、ユーゴスラビア、ルワンダ、シエラレオネと、
数え切れない位起こったし、こうしてる間にも、スーダン、ケニヤで起こってる。

隣でピースしながら写真撮ってる中国人には呆れたけどね。
南京大虐殺で虐殺の惨さを知っているはずの中国人も
所詮他人事。バカか。

いろんな気持ちが交錯し始め、1時間くらいここにいました。

この記念碑、石と石の間に入って行けます。





真ん中の方に行くと結構深くて、3メートル位ある。
重くて冷たいコンクリートで出来ていて、
ここまで来ると音が何も聞こえない。
すぐ隣に車の通りが激しいメイン通りがあるんだけど、
その音も全く聞こえなくなる。色々感じた。



天気はどんより。


さて、すぐその通り沿いに進んで、旧プルシア城塞王国の砦であり、
東西ベルリンの衝突点であるブランデンベルグへ。




向こう側が西ベルリン、メイン通り。
今立っているのは東ベルリン。
この門で戦車と兵隊が構えていて、東からの進入をガードしていた。
分断当時だったら、俺が今いる場所に立っていただけで殺されてたかもしれない。

天辺にある金の像は、ナポレオンに1回取られて、
その後の普仏戦争でドイツが取り返してきたんだって。わー。


近くに来るとこれまたデカい!!!

さて、ちょっと長くなってきたのでベルリン編は2つに分けますね。

この後、ドイツの衆議院Bundestagに行って来ます。
中にも入ってきました!!! そして夜道で迷います。

ちゃんちゃん。

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コメコメww
トルコなるほどね~勉強になった!
個人的には大統領選に興味があって、動向を見てるよ^^  
俺はオバマ氏に頑張ってもらいたいなと思ってる。[There's the United States of America]のスピーチには感動した!
HRK EDIT
at : 2008/02/06(Wed) 17:47:14
マルコメちゃん
>>HRK

おっす、オラ悟(略)!!! 元気?

トルコ行きたいんだよね~。アフリカと東ヨーロッパと東南アジアは2008年中に是非行っておきたい地域だな。トルコは何故か親日でもある。これから面白くなる国だと思うよ。

選挙ね、俺もオバマ派。笑 経験に裏付けられた現実的なヒラリーと、理想を熱く描くオバマと、対照的な選挙だよねぇ。どっちにしろ、アメリカ初の女性・黒人大統領になるから、史上最も面白くなる選挙なのには違いない。

俺は、ヒラリーさんが記者に、「クリントン一族はアメリカ政治に強く結びつきがあると思うのですが(汚いコネがあるんでしょ?)」というイヤな質問に対して答えた'When the first Bush left the mess in the US, it took the first Clinton to clean it up. The second Clinton may be necessary to clean up the mess left by the second Bush.'ってのに、頭良いな~、かわし方上手いな~って感心したよ。

スピーチ聞いてみるよ^^
Imayu EDIT
at : 2008/02/07(Thu) 01:25:44
聞き忘れた質問笑
>BRICSの次に発展の波が来る、と言われているVISTA

VISTAってどこなん??恥ずかしながら聞いたことなかった・・・
HRK EDIT
at : 2008/02/25(Mon) 00:48:46
無題
Vietnam
Indonesia
South Africa
Turkey
Argentina

の6ヵ国だよ~。Bricsの論に便乗して日本の学者が提唱したみたい。

ちなみに、Bricsは、ゴールドマンサックスの若手女性社員さんが論じた話で、(1)GSの発表はそれだけで世界の投資が動くと言われているほど影響力がある(2)女性の案、だという事で女性も含め世界でポジティブに受け入れられる、という点でかなり重要な意味合いを持つ。

だから、それに便乗したこの日本人の学者のタイミングは見事だと思うよ。笑 GD自体は、Next ElevenっていうBricsに次ぐ論を発表したよね(それにもトルコは入ってる)。
Imayu EDIT
at : 2008/02/25(Mon) 02:30:27
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Imayu
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1985/05/13
趣味:
ドラム・筋トレ・読書・旅行・絵描き・マグカップ収集 etc...
自己紹介:
英語偏差値30の高校時代を経て、カナダ東海岸、St.Thomas Universityに留学。政治科学と人権学を専攻。専門はアフリカ人権問題とドイツ政党政治。2009年4月付けで、某財閥系総合商社へ入社。

先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。

''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.

Watch your character; for it becomes your destiny.''

※メール→imayu_canada[at]yahoo.co.jp(ブログ用)
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