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こんにちは。目が痛い。
今日は朝から社会学のエッセイを書いてたんだけど
なんとか終わったよ。7ページ書くのに4時間位かかったかな。
これでも全然早い方。
明日は参考文献一覧ページ(Reference)を作って
政治哲学のエッセイの最終調整。
あとは比較政治学のドイツ政治のチャプターを終わらせてと・・・
勉強も軌道に乗って参りました。
安部さんもついに訪中か。
靖国の事も合意に至ったみたいだしよかった。
その前の国会でも戦争の事については反省を強調してるよね。
北朝鮮への対応もある程度の合意をしてるみたいだし。
So Far So Good ってところ。
まあでも、もし安部さんが中国も韓国も嫌いだとしても、
最初から敵意むき出しで行くって事はないはず。
ただ、驚いたのは中国の待遇。
「政権発足から2週間足らず。就任後、初の外遊先として中国を選んだ安倍晋三首相に、中国は異例の厚遇で迎えた。天安門広場に「日の丸」が掲げられ、「君が代」が響き渡った。中国共産党の序列1―3位がそろって首相と会談し、関係改善ムードを盛り上げた。」
(記事:NIKKEI NET より)
これ程までの待遇。君が代に国旗の掲揚。
しかも中国の共産主義、民主主義の衝突の象徴、天安門で。
まだまだはっきりしないけど、中国もかなり強固な
外交政策案を持ってるんだろうな。
13日は韓国大統領も訪中するみたいだから。
日本が行った直後に行かれるのは気に入らないな。
じゃんけんの後出しみたいだ。彼らが何を話すのかも要チェック。
みんな揃って訪中して、かつての冊封体制みたいだ。
日本の総理が変わって、原点に戻ったアジア外交、なんて。
これからの安部さんも見ものです。
でも奥さんの昭恵さんはもうすこししっかりしてくれ。
一応ファーストレディーなんだから。
では、今日のお題「ジェレミーと葡萄狩りの妙」始まり始まり。。。
ある日、俺が部屋で静かに読書をしていると・・・
・・・ガサガサッ
''Fuck!!!'' 「くそっ」
キュッ・・・ジャーッ・・・キュッ
・・・
・・・ガサガサッ
''Crap!!!''「クソッ」
キュッ・・・ジャーッ・・・キュッ
・・・
・・・・・
・・・
・・・・・
''Shit!!!!!!!!'' 「クソッ!!!!!!!!!」
キュッ・・・ジャーッ・・・キュッ・・・
・・・
|゜ д ゜)・・・・・・・
台所で、
裸で、 ・・・ガサガサッ
一人、
葡萄を、 ・・・・・
空高く、
投げて口で、 ・・・''Aaaahhhh!!!''「あああああっ!!!」
キャッチしようとして、
投げては外し、
投げては外し、 ・・・キュッ・・・ジャーッ・・・キュッ・・・
外して下に落とすたびに、
水で洗ってやり直すジェレミーの姿が。 ・・・・・
(゜ д ゜)<having fun? 「楽しいの?」 ・・・ガサガ
ジェレミー ''!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!'' ・・・ポロッ
あ、びっくりしてまた葡萄落とした。
こんな事を俺が読書してる間ずっとやってたのか。。。
しかも超下手。笑笑笑笑笑
そんなに難しいモノなのかと思って
1回やってみたけど普通にできたよ。
よかった、おかしいのは俺じゃなかった。
しかもね、2枚の写真に注目。
・
・
・
・
・
気づいた?
1枚目の写真だと片手に葡萄の房を持ってるよね。
2枚目は?あれ?葡萄は?
必死になりすぎて葡萄の房ごと床に落とした。笑笑笑
本当に彼は何をやってるんだろう。
いつも葡萄を食べる時はこんななんだろうか彼は。
イチゴでもやってたなこの前。
葡萄で出来ないのにどうしてイチゴでできるんだよ。笑
てか写真撮られてる事に気づけよ。
葡萄食べるだけなのに体力使いすぎ。笑
しかも太ってきたし。。。爆
こんな変なルームメイトと
うまくやってる俺もあれだよな。笑笑笑
なんて言いながらも
彼に時々癒されているImayuでした^^
更新!!!10月初!!!
今週の水曜日に政治哲学のエッセイを無事提出し、
来週の水曜日締め切りの社会学(例の)エッセイの
リサーチリザルトを整理している所。
これがまた面白い。スポーツが人間の行動に与える影響。
子供、大人、プロ、それぞれスポーツをする時期によって
影響が違うんだ。男女でも違いがでる。
情報が膨大なので整理できたらまた書きます。
白菜の浅漬けを作ったら
予想以上に白菜が柔らかくて不味かったのでちょっとイライラ。
今日は、政治科学を勉強していて感じるアンビバレンスについて。
はい、意味わからない人は自分で調べてね。
大学2年辺りで、自分の頭の中で
政治学を消化し始めた頃から
自分の中でずっと感じてた事。
ラファエロ. アテナイの学堂
''Politics as the Master Science of the Good''
(「善」の科学、としての政治学)
-Aristotle. Nichomachean Ethics. Book I.
アリストテレスはこう言った。
全く意味不明だと思うので、軽く説明します。
昔のギリシャ(BC.400とか)では、小さな都市(ポリス)たちが、
今で言う「独立国家」、「国」として、互いに戦争したり、
その都市同士で外交したりしていた。
ソクラテス、プラトン、アリストテレスは、
彼らの哲学の1つのテーマとして、
「善」''goodness''とは何か?と考えていた。
「善」っていうのは、言い変えれば、究極の幸福、究極の良、
すべてにおいて悪い事が1つもなく、すべてが幸せである状態。
人はみな幸せで、欲望とかもすべてコントロールして、
都市も完璧な状態。
汚職は無いし、その市民は幸せだし、
そういう都市は究極の「善」を持っているので滅びない。
という事は、人の幸せは
都市がちゃんと機能しているかどうかに掛かってくる。
都市がちゃんと機能して、市民にできるサポートをして、
そうすれば市民も国を愛するし、その国のために献身する。
そのために必要な都市の「善」、理想的な国家とは何か、
その「善」を求める学問を、都市(polis)+学問(-ics)として、
政治学(politics)、としてアリストテレスは定義した。
アリストテレスはpoliticsを''supreme science''(至高の科学)と呼ぶ。
なぜなら、都市の治安無しにして人々は安全に暮らしていけないし、
それ無しには他の科学、たとえば心理学、社会学、電子工学、文学、
全て存在し得ないから。政治学無しに他の科学は存在する事ができない。
と言ってる。
それをルーツにして、国同士がどうやって関係しているのか、
1つの国(polis)がどうやってうまく機能できるのか、
理想的な国家の形とは何か、
そういう事を勉強するのが現代の政治科学。
「至高の科学」とまでは俺は思わないけど、
人たちの幸せを追求して、
自分のするべき事を世界の動きの中に見出す事は必要だと思う。
アリストテレスの考えが自分に大きな影響を及ぼしている事も確か。
自分が政治科学を勉強してるのは、こういう自分の信条があるから。
だから飽きたりしないし、知りたい事はどんどん調べるし、
自分がある程度信じる道もある。
自分が生きている間に何も知らないで生かされるより、
自分の国の、そして世界の動きを知って、
その中で自分の生き方が見つけられたらそれは理想だ。
俺は政治科学を勉強している事に誇りを持ってる。
日本にずっといたらそうは感じなかっただろうな。
ただ、政治科学を学ぶ上で、大変な事、悲しい事ももちろんある。
1つは、政治の話題で話が進むと、
どうしても敵意のようなモノを与えてしまう事。
お前だけだよ、って言われたらそれまでだけどね。笑
国際情勢の話とかしてるとさ、
相手の意見と食い違いがあると、
どうしても自分の意見を主張したくなる。
沢山の事実と情報に基づいて自分の意見を考えてるわけだから。
ただ、「消費税を上げるのは嫌」とか、「韓国ムカつく」とか
感情だけで言われても、それに納得する事はまず無いし、
むしろ軽はずみにそういう事を言うのが信じられない。
消費税を上げるのには、合理的であれなかれ理由があるはずだし、
韓国が日本を嫌いなのにも最もな理由がある。
それを知らずに軽はずみな主張はできないと思う。
相手が政治科学とってる人ならこのペースで話が進むけど、
相手が政治を取った事が無かったりしたら、やっぱり気を使う。
こういう事もあって、政治学は
すごくトゲトゲしい学問だって思われる事がある。
それが少し悲しい所かな。
だから、そういう時はあえて自分の意見は言わないようにしてる。
話題に関係する事実を自分の知ってる範囲でできるだけ教えて、
考えてもらう機会にしてもらいたい。それが俺にできる一番の事。
もう1つは、政治科学のあまりの客観性に反吐が出る事。
俺は割と感情的な方なので、日本の話題が授業で出たりして、
''the nuclear bomb dropped in Hiroshina killed 140,000 people''
(広島の原爆で14万人死んだ)とか、
''the nuclear bombs dropped in Japan
were the prologue to the Cold War, right?''
(日本への原爆投下は冷戦への序幕だったんでしょ?)
とか、余りにも客観的に、どこでいつ何人死んだ、だとか、
この殺戮はこれに繋がってるんだよね~、なるほど、とか
ワクワクしながら言われると、腹が立ってしまう。
お前(カナダ)も二次戦参加しただろ、
在カナダ日本人隔離しただろ、と。
こんな風に、実際に被っても無い被害を
数値だけで天秤にかけてるような印象を受けると、
政治科学が心から嫌になる。
自分だって実際に原爆受けたわけじゃないけどさ、
それなりの自覚は持つよ、絶対。
Aug. 9th. Nagasaki.
(8月9日の長崎)
逆に俺だってアフリカで今起きてる殺戮とか、
かつてのヒトラーのホロコーストとか、
実際に知りもしないのに分析して、
自分の知識にしたような気になってる、
って当事者から言われてもしょうがない。
被爆国の国民として、
そういう悲しみを感じる心はあるとは思うけど、
やっぱり勉強するのが辛い事実もある。
こういう時は政治学が心底嫌いになる。
さらに、自分たちが行ってきた非道。
南京虐殺とか朝鮮侵略だとか。
そういう事からも目を反らせなくなる。
みんなに聞かれるからね、どう思う?
何があったの?どうしてやったの?って。
そう聞かれて答えられない事がある度に、
今まで自分が知らなかった事を
心から恥ずかしく思うし、悔しいし、
知らなきゃ!!!!!って思う。
これも日本じゃ感じない事。
自分の生き方を見つけるために
政治科学を自信をもって学んでいるけど、
どうしてもそれに伴って辛い事、
苦しい事も勉強しなきゃいけない。
それを乗り越えて自信にも繋がるけど、
それによってトゲトゲしくなっちゃったり。
恥ずかしい思いもするし、悔しい思いもする。
政治科学やってると、
こういう相反する感情(アンビバレンス)をすごく感じる。
留学しながら政治を勉強してる人は、少なからず
こういう事感じたことがあるんじゃないのかな。
それでも、政治科学と人権学、
それだけは自分に必要な学問だと思って、
日々楽しく、時には辛く、精進しております^^。。
ひさしぶりの更新。
今週はずっと忙しくて全然書けなかったな。
来週はもっと忙しくなるのでもっと書けなくなるかも。。。
でも昨日はラテンダンスも行ったし、
最近の日本の新しい国政の方向について
教授とも有意義なディスカッションができました。
今週もめちゃ充実。
その時のお題は、
「ナショナリズムと親米、そして親アジア関係は
両立できるものなのかどうか」
というもの。
すごくシンプルな事だけど、
これこそが新安部政権の
これからの核となるファクターである事は間違いない。
それじゃあ今日は、
このディスカッションの内容に触れる前に、
彼が総理大臣に指名された9月26日以降約3日間の、
世界のメディアの反応を見てみよう。
イギリス。
''Nationalist Abe is Japan's new Prime Minister''
(国粋主義者(ナショナリスト)、
安部晋三、日本新総理に)
-Lewis, Leo. The Times. 26th, Sep.2006.
retrieved from BBC(Britain).
フランス。(←リンク:安部特集。ルモンド誌)
''Shinzo Abe, un "faucon" à la tête du Japon''
(安部晋三、ファルコン(タカ派)、日本のリーダー)
-Le Monde. 26th, Sep. 2006.
retrieved from Le Monde.
アメリカ。
''New Leader Wants to Make Japan a Force ''
(新たなリーダー、日本を(軍事的)強国へ)
-The New York Times. 26th, Sep. 2006.
retrieved from The Washington Post.
カナダ。
''China is job No. 1 for new Japanese PM''
(新総理にとって、中国が最優先の仕事)
- York, Geoffrey. The Globe and Mail. 26th, Sep. 2006.
retrieved from The Globe and Mail.
う、なんか安部酔いしてきた。。。笑
こんな感じで各国のメディアが一斉に報道してます。
一面にはなり損ねたけどね。
ちょうどその日はモナリザの秘密(子供生んだ、とかなんとか)
が解かれた、とかで一面はモナリザ一色だったような。笑
それでも写真付きでメディアが報じるのは、
やはり世界の関心の高さをうかがわせる。
こう写真を比べると、各国のセンスというか、
日本に対する姿勢というか、色々考えさせられる。
イギリスのBBCニュースの写真なんかは、
やっぱり上品な感じでさ、「俺がリーダーだ!!!」みたいな
雰囲気が出てる。すぐ後ろに国旗もあるし。
ブレアの写真もこんな感じでよく撮られるよね。
見出し語からしてもナショナリストだって事を強調したいんでしょ。
フランスは、やっぱり見出し語がすごくオシャレだ。
「ファルコン」なんて使わないよね。
ファルコン=タカ。高貴な物の象徴なんだって。
わざわざ安部特集まで組んでるからなぁ。
それなりに関心が高いんでしょ。
安部さんも自信有り気な顔してる。
総理大臣っぽい。
あ、ファルコンはタカ派のタカか。。。
でも変な親父が写真の半分を占めてる時点で減点。
酷いのはアメリカ。ワシントンポスト。
こんな写真載せなくてもいいだろうって。笑
ブサイクだよ。もう少しかっこいいだろ安部さんだって。
こんな、上司に何か不本意にやらされて
それでも作り笑顔してる、みたいな写真はやめろ。
典型的な日本人のイメージなんだろうか。
ただ良い写真が無かっただけか。
それとも日本はショボイ、みたいなメッセージがあるんだろうか。
とりあえず日本の軍事にすごく注意を払ってるみたいね。
カナダは普通かな。でも、
他の新聞が国会内の安部さんを捉えてないのに対して
The Globe and Mailは、指名の瞬間の写真をしっかり載せてる。
この写真、欧米人には「典型的な日本」の印象を与える気がする。
年寄りばっかで、
みんな拍手してて、
漢字の名前がずらっと並んでて
みんな同じような顔と服装してて
安部さんはしっかりお辞儀してる。
こっちの人から見た、「日本」ファクターが揃ってるね、見事に。
やっぱりまだまだ日本は神秘的、官僚的、つかめない、
そんなイメージがあるんだろうか。
日本のナショナリズムを懸念しての事か。
とりあえず大臣っぽい雰囲気はでてるね。ちょっと厳かな感じ。
こんな感じで写真1つで受け取り方って全然変わるから、
ビジュアル面っていうのもすごく大切なんだろうね、政治家って。
写真の批判してみたけど、すべて撮ったのは日本人だ。
しかも撮ったのは数人。名前から判断して。
だから、数あるサンプルの中から、
各国メディアが好きな写真を選んでいったんだろう。
ある程度その国から見た日本、を象徴してると思いませんか?
さて、各国新聞は、
安部晋三はナショナリスト、って挙って報道してる。
日本のメディアこそ、国粋主義、なんて言葉は使わないけど、
「美しい国、日本」、「伝統、歴史を重視する」って言ってる時点で
少し保守的だ。まだ許容範囲だけどね。
自国の伝統を重要視するのは当然の事。
でも、さらに集団的自衛権の行使における研究、憲法改正。
かなり保守的だ。リベラルな印象があまり無い。
そんな保守的な印象を世界中で与える中、
「日中関係、日韓関係の修復に努める」って言ってる。
靖国は?行くの?行かないの?あ、まだ公言してないの、安部さん。
彼、まだ靖国に行くか行かないか発表してない。
とりあえず靖国問題は今更無視できないよね。
どうするつもりだ。
さらに、彼は、日米関係を今まで以上に緊密にしていく方向らしい。
岸信介がおじいさんだしね。あの人だよ。日米安保条約結んだ人ね。
(親米派?あるいは近米派?)
27日にブッシュから速攻電話が掛かってきたみたいだし。
小泉さんがあれだけはじけちゃったんだから
その方針は変えられないよね。彼の策略でしょ、コレ。
しかも彼、29日の所信表明演説で、
歴史、伝統を重視した教育システムを導入したい、
って言ってる。詳しくどうするかは検討中なんだろうけど、
これはナショナリズムを高める教育、って事だよね、言い換えれば。
靖国関係のナショナリズムのせいでアジアとの関係が乱れたのに、
あえてそれを安部政権の核に入れてしまった。
それでどうやってアジア関係を修復するのか。
疑問です。
北朝鮮問題も一緒。
アメリカと仲良くすればするほど、北朝鮮の敵意は高まるし、
それでいて安部さんは拉致対策本部を設置。
具体的にはどうしたいの?
今までと変わらないままダラダラ行かないだろうか。。。
拉致被害者の支持を確保したくて形だけやってるんじゃないか。
要するに彼の政策はすでに一貫性に欠けている。
メディアも、「彼のスピーチはカタカナが多くわかりづらかった」とか
「具体的政策案に欠ける」だとか批判が絶えない。
外国のメディアも、「彼のナショナリズムはアジア関係を悪化させる」
だとか、すでに批判的。
まだ始まったばかりで何も言えないけど、
とにかく、10月上旬の韓国、中国訪問で、
これからのアジア外交の可能性が見えてくるはず。
彼の手腕に期待。
その一方で、彼への俺の懸念にも言及しておく。
それは、安部さんが首相官邸の力を強くする、
なんてふざけた事を堂々と公言してそれでも
71%の国民が支持している、という事実。
首相官邸で働く人は誰?国会議員さん?閣僚さん?
違う。日本のみんなが大嫌いな官僚さん達。
安部さんは、正式に官邸のスタッフを公募して、
各省庁からいろいろな意見を取り入れて
政策を提案、実行したい、
と述べた。
ふ~ん。ちょっとよく考えてよ。
官僚は国民から選ばれた人間じゃない。
という事は民意を反映していない、って事。
日本の民主主義がなおさらひどくなる。
首相官邸の力UP=国会の力DOWN
国会の力DOWN=民主主義DOWN
こういう事実に気づいてほしい。
これを支持したら、後で、
「俺達の意見を聞いてるのか?官僚政治家が好き勝手に金儲けしやがって」
なんて文句は言えない。
よく聞くよね、こういう文句。
でも、
誰も注意を払ってない、
知らないっていうのが現実だろう。
・・・
そして教授とのディスカッション。
彼はウクライナ人の教授で、博士号(PHD)を2つ取得してる猛者。笑
カナダ政府直属の機関で働いていた経歴もあって、
そこでポリシーリーダーも務めてる。
頭の回転がすごい。知識がすごい。日本の事もよく知ってる。
(元寇が2回あって九州に防人がいた事も知ってた。)
日本人からしたらピンと来ないかもしれないけど、
日本の事に詳しい人なんて教授レベルでもなかなかいない。
日本学(Japanology)専攻でもしてない限り。
彼は、
日本がアメリカとアジア、両方での関係を築くためには、まず日本は、韓国、中国に歴史問題について正式に謝罪して、誠実さを見せる事が第1段階。それ無しには、安部政策を実行するための土台さえ出来上がらない。しかも、もしそうしたとしても、中国、韓国が日本を許して、関係が急激に良くなる、なんて事は期待できないし、彼はもっと具体的な政策を考える必要があるね。
だってさ。まあ、まだ彼の政権が始まって一週間なので、
何も言えないのが正直な所。
これから日本は何処へ向かうのか。
ナショナリズムに走ってアジアを敵に回すのか、
親米を続けてヘゲモニーと運命を共にするのか、
アジアとの親交によって新たな日本の地位を築くのか・・・
日本は歴史的変遷変の時を迎えている。
この教授ね、正直とっつきづらかったんだよね、
顔怖いし、笑わないし。
授業でもいきなり当ててくるし答えられなかったら
サラッと無視して次行っちゃうし。
でも実際に質問にいったら喋る喋る笑う笑う。
丁寧に答えてくれるし、知識がすごい。
いろいろ細かく教えてくれる。
ロシア語勉強してるよ~って言ったら喜んでくれたし。
いつでもおいで~^^って言ってくれたし。
あんまり生徒が来てくれないからこうやって
話すのは楽しいよ~^^
って言ってくれたし。
学期末に提出する論文のお題は決まった?
って心配してくれたし。
来学期もお世話になるし、
その教科が俺の大学生活を左右する程大切なコースなので、
彼の印象が良くなってよかった^^いい人なんだろうな、実際。
怖い顔して意外とピュアな笑顔がカワイイヤツでした。笑
そんな感じで、すごく有意義な1時間でした^^
ロシア語も教えてもらおう。。。
そんな感じで今日の日記は締めます。
安部政権の事に少し注意を払ってみてね。
プラトンのエッセイ!!! ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,〆(゜ д ゜)!!!!!
やっばいwww
忙しいwww
でも今日やっとプラトン読み終わったよ。
これで政治哲学のエッセイに取り掛かれる。
ちょっと話を聞いてください。
今週の月曜日に、水曜日(今日)に締め切りの
エッセイがあるってわかったから(7ページの)
月曜日の夜は一睡もしないでやってたわけ。
2日で終わらせる気満々だったんだけど
正直2日でゼロから7ページはキツイので
一応教授に提出日を遅らせてもらおうと思って
メールしたわけ。ダメもとで。
普段の俺からは想像もできないくらいの腰の低さで。
''I know everything is my fault and I do not have any excuse for my carelessness. I'm sorry...but could you please give me an extention?''
「すべて僕の責任です。不注意だっただけで何も言い訳はしません。ごめんなさい、でも、どうか提出日を遅らせていただけませんか?」
ん?あんまり腰が低くない?
俺にはこれが限界。
書いてる時にムズムズしてしょうがなかった。丁寧すぎて。
でも、「これだけ言えば教授もNOとは言えないだろHahaha」的な
汚い心があった事も事実。爆
それで、そのメールを月曜の夜に送ってその日に徹夜して、
(提出日に気づいたのが夜って時点で終わってるwww)
火曜日の朝7時ごろ、
リサーチがほとんど終わって書き出そう、
って時にメールをチェックしたらさ、
''Imayu, you should look at your sylabus. It's due Oct.11th.''
「イマユ、コース要綱見なさい。提出日は10月11日だから。」
・・・・・・
ノ(゜ д 。)ノ・・・・・・・・ハイ!!!???
どうやらコース要綱に書いてある締切日を見落としてたみたい。
月曜の授業のどこかで
''Wednesday is the due''
「締め切り水曜日ね」
みたいな事を聞き(10月11日も水曜日だった)、
締め切りを一方的に勘違いし、
教授に哀願のメールを送り、
しかも一日徹夜してまでリサーチをしていた俺。
1ヶ月後なのにね、締め切り。。。プッ
教授からしたら、
なにやってんだこのファッ○ンジャッ○的な所か。。。
ハァ。忙しいのに尚更疲れました。
この軽率さをどうにかしてくれ。
そういえば
この夏に免許取った時も
「やや軽率な所があり、大事故につながる危険性あり」
って言われたよたしか、コンピューターごときに。
はいはい遭いましたよ大事故。
一晩徹夜だよ。滅多にしないのに。
しかも教授に恥ずかしいメールまで送って。。。
返事が来た後も返事をどう返そうかめっちゃ悩んだんだよ。
という訳で、今週も忙しく勉学に勤しんでおります。。。
明日は社会学のリサーチに
溜まってきた比較政治学と国際関係学のリーディングに
安部新総裁のリーダーシップの分析もしなきゃ。
クラスでもしょっちゅう話題になるし
教授からも質問攻めだよ最近。
忙しいwww 社会学め。。。笑
今週末には更新します^^
安部新総裁の分析を各国のメディアの視点から。
それじゃ。
寒!!! 最近一気に寒くなってきたよ。
気温は朝だと2度とか。もうすぐ秋が終わる。
そうするともう1日に3度とかみるみる気温が下がっていって
気がついたらマイナス20度!!!なんて事に。
秋の紅葉は長くて一週間。今年はちゃんと写真に収めよう。
短いだけあってその分綺麗だし感動するよ^^
じゃあ今日は早速、カナダの闇に迫ります。
''How Canada failed citizen Maher Arar''
(カナダはどうやって国民
マヘル・アラーを見落としたのか)
-Sallot, Jeff. The Globe and Mail. 19th. Sep. 2006: A1.
2002年、シリアからの移民であるカナダ人、マヘル・アラーは
NYのケネディ国際空港からカナダへ帰る途中、アメリカに
テロリスト容疑者として逮捕された。
そこでカナダの警察(RCMP)は、
アラーがテロリストではない、と証明する事ができず、
アラーはシリアへ強制連行される。
1年後、シリアで極度の虐待を受けたアラーは、
テロの容疑を払拭し、カナダへ奇跡的に帰国する。
そして2006年9月18日、
なぜアラーがテロの容疑者と見なされたのかをめぐって、
裁判所での照会がRCMPと共に行われた。
その照会で、アメリカ側がRCMPにアラーの情報を求めた時、
1.RCMPがアラーに不利な、しかも間違った情報をアメリカに与えていた事
2.その手続きを経験の浅い職員に任せていた事
3.シリアのカナダ領事が刑務所を訪れた時、アラーが虐待されていたという
事実を注意深く確認しなかった事
4.RCMPがDEFAIT(貿易外交省:日本で言う外務省)と
協力しなかった事でシリア出国が遅れた事
5.カナダの政治家が、アラーが虐待されていたという事実を信じなかった事
6.RCMPが政府に不適切な情報を送っていた事(いくつかの項目を除外)
・・・以下続く
という事実がわかった。
882ページに及ぶリポートで、RCMPの不適切な対応が露わになり、
RCMP長官、Giuliano Zaccardelliは責任を強く問われている。
retrieved from The Globe and Mail.
(ハーパーと話しているのがGiuliano Zaccardelli)
これはひどい。全くテロと関係のない人が一方的に疑われて、
中東に強制的に送られて、しかも虐待されていた。
生きて帰ってきたことが奇跡だと思う。
虐待されていた間は、おそらく「私はテロリストです」
って宣言する事を強要されていたんだろう。
でも身に覚えがないんだから白状のしようがない。
日本だと、「虐待」って聞くと、
幼児虐待とかを思い浮かべると思うけど、
世界的な視点で見ると、
虐待が世界的に認識された
深刻な罪である事が分かる。
国連では、1987年から、
Convention against Torture and Other Cruel,
Inhuman or Degrading Treatment or Panishment
(虐待、その他の残酷な、非人間的な、
もしくは侮辱的な扱いや刑罰に対する協定)
っていうのが締結されてる。
人権を守るに当たって、
国連はこういう協定を沢山作って
各国の自主的参加を募っているんだけど、
カナダはもちろんその全てにサインしている。
日本もほとんどサインしてる。
アメリカ、中国、ロシアとかはほとんどサインしていない。
これが現実。
だから、
多文化が共存し、人権を固く守る、
をモットーにしてるカナダにとっては、
(※カナダの憲法には人権を保障する項目がある:
Canadian Charter of Rights and Freedom)
今回のアラーの事件は大大大大大大問題。
今回の虐待事件は、明らかな人権侵害であり、
それはカナダの憲法違反である。
この直接の原因は明らかにRCMPの仕事の粗さなので、
憲法を破ったのはRCMPだと言える。
しかも国際的に注目を集めれば、
カナダの人権大国としてのイメージは叩き崩される。
メディアは挙ってRCMPの非難を始めた。
最高裁判所の裁判官が
RCMPに直接構造改革案を出したり、
長官の生い立ち から性格まで調べ上げて
すべて報道してる。すごい。
一見すると見落としてしまいそうな事件だけど、
カナダっていう国のあり方さえも
変えてしまう可能性もある事件なので、
メディアの反応がものすごい。
確かにこの事件はひどすぎる。
アラーが疑われたのは、
「彼がアラブ人だから」以外の何物でもない。
そしてカナダの警察の無力さ。
アメリカの圧力に何もできない、市民の英雄。
アメリカという強国への追従と、
自国の理想を守る、というジレンマ。
RCMPはもちろん責任をとるべきだけど
その長官だけじゃなく、
その手続きを担当した職員も、
アラーの虐待を見逃した領事も、
それを信じなかったバカな政治家も、
全員責任を問われるべき。
カナダは人権大国だって謳ってはいるけれども、
9.11以降のアメリカのWar on Terror政策に
最も影響を受けているのも事実。
''Overnight, Ottawa became almost obsessively security conscious, and the Security State kicked into a high gear it had not enjoyed since the Cold War''
「一夜にして(9.11)、オタワ(カナダ連邦政府)は取り付かれたように保安に対して注意を払うようになり、そして、冷戦以降初めて、安全保障のギアはトップへと蹴り上げられた」
(Whitaker, Reg. ''The Security State.'' Canadian Politics. 2004.)
アメリカと共に行う安全保障。
それによって得る事もあるかもしれない。
ある程度アメリカに追従する事も必要かもしれない。
しかしそれにはいつも影が付きまとう。
その影に侵されるのは、その影によって被るのは、
政治家ではなく、市民である。
その影に人権という光をさしてあげられるかどうかが
カナダという国が国民を守る、という事。
もうカナダは二度と国民を見落としちゃいけない。
米国との安全保障 vs. 人権保障
カナダという国のアイデンティティは、光と影の間で揺れ動く。
熱く語ってしまった。。。
こういう人権がらみの事件は放っておけない。
と、いう事で、カナダを例に挙げて
人権保障とアメリカとの関係をちょっと考察してみました。
それと、アメリカとの関係を重視するあまりにその影に気づかず、
気がついたら真っ暗になっていた、なんて事にならないように、
今本当に自分が何をすべきで、何処に注意を払うべきか、
なんて事を考えられるようになれたらな、なんて思います。
カナダだけの問題じゃないので。
え~っと、これからちょっと大学の勉強がピークになりそうなので
ブロぐの更新ペースが遅れると思います。
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それでは。
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先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。
''Watch your thoughts; they become words.
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Watch your habits; they become character.
Watch your character; for it becomes your destiny.''
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