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名前:クーちゃん (俺はモノクロからもじって「モノ」がよかった)
性別:♂
年齢:1歳くらい
種類:雑種
生息地:日本
前回の話が重かったので今回はうちのネコちゃん。
ハァ (*´ д `*)
テケテ-ン。
ついに今日今学期最後のクラスが終わったよ。
とは言っても気持ちは全く開放されていない。
未だ月曜日までに仕上げるエッセイが2つあり、
水曜日までに終わらせるテイクホーム期末テストが1つ。
そしてインクラステストが木、金、土曜日と3日連続で続く。。。
時間が足りないねぇ明らかに。
エッセイ2つは結局締め切り日を遅らせてもらいました。
全力でやってたんだけど、どうしても2つ書き終わらなかった。
リサーチは終わったから、あとは形にするだけ。
1つはこの日記書き終わる頃には終わるはず。
そうしたら次はテイクホーム期末テスト8ページ。。。
ひ~。。。休めない。。。
教授もある程度生徒が忙しいって事は理解しているので、
信用している生徒だってわかっていれば、たいてい
締め切り日は遅らせてくれる。
''I never want to compromise and I promise that I will write the impressive essay.''
「絶対妥協したくはないし、いいエッセイを書くって約束します。」
この位の事を書いておけば教授もOKしないわけにいかないだろう。フフフ
というわけで、期末テストが全部終わるまでは死ぬほど忙しいです。
そうしたら冬休みの予定も含めて毎日ブログ更新します。まっててね^^
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ショッキングなタイトルでびっくりした人も多いと思う。
実は、日曜日に、隣の大学に9・11同時多発テロの生き残りの人が
スピーチをしに来るという事で(スージョ・ジョンさん)、
またまた無理して行ってきました。
こんな機会二度とないかもしれないし。
ただ、俺は、彼が当時の状況とか、その後の対応とかについての
講義のようなものを行うと期待していたんだけど、実際は全く違った。
実際の内容は、
キリスト教という教えが、
9.11という極限状態を通して、
どうやって彼の中で目覚めたか。
というもの。
そこで俺は生まれて初めて、
「狂信」というものを目の当たりにした。
その時の状況を、無宗教であり、
キリストのキの字も知らない俺の視点から
俺の気持ちの変化も含め描写したいと思う。
※注意 |
<OUT OF THE ASHES of the World Trade Center>
「貿易センタービルの瓦礫の外へ」
スージョ・ジョン氏(以後ジョン氏)は、
インドのカースト制度における
中産階級の家に生まれる。
ヒンドゥー教を国教として、
様々な宗教が入り混じるインドで、
彼の家はキリスト教を信仰していた。
幼い頃から家族と教会へ行き、
自然とキリスト教の教えを信じるようになった。
街を歩いていると、様々な宗教背景を持った人がいて、
彼はそれを快く思わなかった。
それは、彼が排他的だったからではなく、
ただ単に、宗教の違いが人々の衝突の原因になるからだった。
ある日、そんな彼がキリスト教を疑う最大の出来事があった。
彼の妹が白血病で死んだのだ。
彼は毎日神に祈り、妹がそれによって救われると信じた。
だが結果的に妹は救われなかった。
彼は神を疑った。
「どうしてこんな事をするのか」
「自分は一生懸命祈ったじゃないか」
「神はみな平等に救ってくれるんじゃないのか」
それ以来彼はキリスト教の神について懐疑的になる。
彼が大学を卒業してMBAを取り、
ソフトウェア会社に勤めるようになると、
アメリカから仕事のオファーが来た(インドのソフトウェア産業は世界一)。
イギリス植民地だったという事もあり、
英語は彼にとって母国語同然だったので、
彼はためらいなくOKし、妻と共にアメリカに渡った。
そしてその出来事は起こった。
彼が世界貿易センタービルの南塔84階で書類を印刷していると、
轟音と共に北塔へ飛行機が突っ込む。
南塔が揺れる。彼はそのまま南塔が折れて倒れると思った。
それほどの衝撃だった。
彼はパニックに陥ったが、その後塔が立て直し、考える。
しかし、状況が全く把握できない。ガラスが割れ、煙が立ち込める。
そこで第二機が南塔へ突っ込む。
彼のいた階のちょうど真上だった。
さっき以上の衝撃が起こり、人々は一斉に階段に駆け入った。
数人はパニックに陥り、割れた窓から飛び降りた。
彼も階段で人と揉みくちゃになりながら、ふと重大な事実を思い出した。
「今日、妻は北塔の86階で働いている」
階段を降りる間、彼は必死で彼女の無事を祈った。
なんとかビルの外へ出た時、彼は地獄を見た。
全てが灰に覆われ、瓦礫の山と灰で位置が掴めず、
近くにはたくさんの人が倒れている。辺りは一面灰色。
彼は妻の携帯に何度も電話した。
電波が届かない。テロのショックで電波塔もやられてしまった。
彼は絶望した。妻は助かっていないだろう。
そこで彼は、ふと近くでキリストに祈る集団を見つけた。
彼らは手をつなぎ、ひたすら神に救済を求めていた。
その時、かつての経験から、
神に対して疑いを持っていた彼の
口から自然と出た言葉。
「神よ」。
そうすると、何も見えない灰色の中から、
小さな赤いライトが浮き上がる。救急車が来たのだ。
ちょうど自分に一番近く、一番見えやすい所に救急車が来た。
彼はすぐに、勇敢な救急隊員に救助された。
そこで、彼の携帯が鳴る。
妻の番号からだ。
でも、彼は安心できなかった。
「妻の携帯から、あなたの妻は死んだ」
と言う報告が来たのだと思ったからだ。
恐る恐る電話をとる。
「もしもし!!大丈夫!!??」
妻からだ。彼女は生きていた。
なんでも、交通状態が悪く会社に着くのが5分遅れてしまい、
飛行機が衝突した瞬間彼女はビルの入り口にいたのだという。
何事かとあわててビルに入ろうとするが、人の波で入れない。
人々は彼女を遠くの駐車場まで連れて行き、
そこで彼女は待機していたらしい。
その間、彼女のすぐ傍には、
ビルから飛び降りた人間や瓦礫が落下し、
彼女に当たる危険性もあった。
当たっていたら即死だっただろう。
そこでジョンは確信した。
「この世に神は存在する」と。
神が私と妻を救ってくれた。
神に感謝します。
「ビルから飛び降りた人間たちは、この自由主義のアメリカにおいて、選択の自由があった。しかし彼らは選択を誤った。神のご加護を信じなかったからだ。神を信じるという選択をしなかった。私たちは神を信じたから助かった。この極限の恐怖の中で、自然と口から出た言葉。神よ。神は存在する。たしかに、私は神の存在を疑った。憤りさえ感じた。しかし、それは間違いではない。神を疑っていい、神に対して憤ってもいい。最終的に、極限状態に遭ったとき、あなたは、自然に神の存在に気づくのだから。」(スージョ・ジョン)
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だそうです。
自分が記憶する限り詳しく正確に書いてみた。
全て彼が言った事。全て彼の口から出た言葉。
彼が話をしている間、周りの人はほとんど相槌を打っていた。
おかしいくらい。俺だって、ストーリーを聞いている間は良かった。
現場の人しか知りえない緊張感、恐怖をヒシヒシと感じた。
絶対に起こってはならない事だったんだと改めて確信した。
来てよかったと思った。
でも、最後の結論は何だ。
キリストを信じない人は死んで当然だった、と言っているように聞こえる。
お前だって飛行機が直撃した時にキリストの事を考えてたわけじゃなかっただろと。
飛行機が衝突した所より上の階にいた人達は全く助からなかった。
彼らは全員非クリスチャンか?違うだろう。
助かった人が全員クリスチャンか?
そんなわけがない。
お前だってビルの外に出て初めて神様にすがったんだろうが。
それまではずっと神の事を疑っていたのに?
しかも神の事を疑ってもいい?最後は信じるから?
お前奥さんがもし助かってなかったら一生キリスト恨んでただろ。
都合よく神を信じる自分勝手さ。
しかもそれを正当化するふてぶてしさと高慢さ。
そして他人の死を当然のように語れる残酷さ。
そしてその話を聞いている間ずっと頷いている信者たち。
宗教にも極端、ってものがあるだろう?
キリスト教ってこんな宗教だったか?
その場にいた無宗教の俺は恐怖を覚えたよ。
「おまえキリスト教信じないと死ぬよ?」って
言われてるみたいだった。だから途中で退出した。
数人が俺を見た。「え?なんで今帰るの?」
と言いたげだった。当たり前だ。殺される。
これがキリスト教のすべてじゃなく、ほんの一部だという事、
ジョン氏の経験が、俺には想像もできないほどの極限状態だという事、
そしてそれ故に彼の宗教観に与えた影響もとてつもなく大きい事、
すべてわかってる。
でも、それに対して感じる恐怖は本能から湧き上がるもので、
抑えようがない。
俺の中では、
彼の宗教観は「狂信」。
なんの筋も通っていない、
自分を都合よく正当化するためだけの便利な道具。
そんな事が、何人もの人の中で何の疑問もなく存在する事実に
生まれて初めての恐怖を覚えたImayuでした。
無宗教国日本に生まれてよかった。ホント。。。
痛い。いや、ホント痛いし。静電気。
静電気を感じてくると
そろそろ本格的に冬だなぁ、
なんて思う今日この頃。
3週間くらい前に雪が積もって以来
全然降っていない。
こんな年も珍しい気がする。
というか静電気どうにかならないの?ホント。
なんで鉄っぽいもの触るたびにビクビクしてんの?俺。
しかもかなりの確立で痛い。80%痛い。
部屋のドアで痛くてアパート出る時のドアでも痛いとかありえない。
そして一人で「イヒッ!」とか声を出してる俺はもっとありえない。
人に近づいてもパチン!!とかなるし。迷惑掛けてすいません。
そんな感じで一週間が過ぎました。
国際政治学のエッセイは何とか終わり(12枚になってしまった。汗)、
比較政治学のリサーチも終わり、後はアウトラインを作って
タイプするだけ。そしたら後は人権哲学と社会学のエッセイ。
社会学は締切日を遅らせてくれるようです。
一応最初の締切日に間に合わせるように頑張ろう。
月曜日には社会学のプレゼン(スキットをやる予定)があるから、
その準備もする。あ、ちなみにスキットってのは短い劇みたいなもの。
俺は女のフィギュアスケーター役だと。。。。。。。。
土曜日はクリスマスフォーマルというパーティに
ドレスアップした女の子たちを見るために無理して
ネクタイ締めて行ってきます。
日曜日は図書館にこもり夜は社会学のミーティング。
そろそろ疲れてきた。でもあと少し。
はい~、だんだんみんなも俺のブログの
更新パターンが分かってきたみたいで、
週末のアクセスが増えて平日のアクセスが激減してきた。笑
みんなちゃんと読んでくれてるんだなぁ、とちょっとうれしくなった。
いや、普通に飽きて読むのを止めただけとか。
最近ロシアが非常に目立つ。
''Who poisoned
former KGB security agent?''
(誰が元KGB保安官に毒を盛ったのか)
-The Globe and Mail. Nov. 21st. 2006.
<俺はやってないよ!!!
Vladimir Putin: President of Russian Federation
元ソ連国家保安委員会職員(KGB)の
アレクサンダー・リトゥルビネンコ氏(43)が
亡命先のロンドンで何者かに毒を盛られ、
ロンドンの病院で23日、死亡した。
彼の体からは、人工的に作られた
放射性物質「ポロニウム210」が検出され、
ロンドン警察は未解決の殺人事件として捜査を開始。
リトルビネンコ氏はプーチンの対チェチュニア政策に対して批判的で、
先月にモスクワで何者かに射殺されたジャーナリスト、
アンナ・ポリトコフスカヤ氏の事件の調査をしていた。
彼女も同様、プーチンの対チェチュニア政策を批判し
社会活動も行っていた。犯人は未だ分かっていない。
プーチンの弾圧的ポリシーが批判され、暗殺説が持ち上がる中、
フィンランドのヘルシンキで
EU会議に出席していたプーチン大統領は、
''this is not a violent death, so there is no ground for speculations of this kind''
「これは不自然な死ではない。よってそのような分析を行う根拠もない」
とし、
''[Russia] will offer all necessary help to the investigation''
「ロシアはあらゆる面から調査を助ける」
とまとめた。
日本のかつての治安維持法
みたいなものが存在してるんだろうか。
まあ犯人が分からないから暗殺なわけで。
そしてそう思うのに十分すぎる状況。
しかし、明らかにプーチン政権が
絡んでいるとわかっていても、
それだけで批判をする事はできない。
本人が知らない、と言ってしまえばそれまでで、
いち警察が、証拠を集めて、政府に関連している
暗殺のプロを見つけ出して裁くなんて、
テロリストを見つけるより難しいんじゃないか。
世界中がロシアの天然資源を欲しているわけだし、
原油価格高騰によって
さらに強化されつつあるロシアのエネルギー外交。
色々な条件が重なり、
LNGのジョージアへの輸出価格ピンはねや、
チェチュニアに対する定期的な破壊活動、
ロシアへ出入りするNGO団体の行動制限、
兵器の大規模な対外輸出(イラン、etc.)・・・
山ほどあるロシアの横暴を強く非難できない世界の現状が伺える。
ロシアは国家歳入の60~70%を石油に頼っている。
天然ガスも豊富で、石油の埋蔵量もまだ沢山ある。
ミネラルも沢山ある。国際連合永久常任理事国でもある。
どんなに景気が落ちても、どんなに価格が高騰しても
需要があり続けるのがエネルギーなので、
それを持つロシアはやはり強い。
日本もこのロシアのエネルギー外交に振り回されている一人。
イランでのオイル採掘計画は思うように進まず、
東シナ海のガス田の開発も中国相手に停滞したまま、
東南アジアからのエネルギー資源では限界が見え、
日本のエネルギー供給に懸念が広がる中、
希望の光であった
ロシアからの石油の輸入をスムーズにしする大規模な
オイルパイプライン計画「サハリン2」もいつの間にか
開発停止。再開の見通しなし。
そんな中イタリアはロシアと
国家的なLNG供給網を作る事に合意。
イギリス石油会社大手BPは、ロシア国営石油ロスネフチ社と、
サハリン沖で「サハリン4・5」開発を開始。
イタリアの動きは、他のヨーロッパ諸国も混乱させたが、
一連の動きからして、
明らかにないがしろにされっ放しの日本。
ソヴィエトが崩壊して、
ロシア連邦として資本主義化された後も、
ロシアの考えている事は読めない。
何を考えているのかさっぱりわからない。
ドイツ統合後も、未だに旧東ドイツの地域では、
失業率が40%を超えるし、
かつてのソヴィエトブロックだった東ヨーロッパ諸国でも
人々の混乱は続く。(北朝鮮の記事でも述べたが。)
北朝鮮に対して言った事をもう一度言うと、
人の心は簡単に変わらない。
retrieved from The Globe and Mail.
いくら政治システムが変わっても、中の人が変わらなければ同じ。
ロシアは未だに欧米諸国を敵だと思っているかもしれないし、
反対に欧米諸国はロシアの読めない動きに対して懸念を抱く。
俺はロシアの文化や、音楽センスだったり感受性だったり、
旧社会主義国の持つ独特な雰囲気が大好きだから、その独自の誇れる文化と政治の世界で起こっている事の
ギャップに少しがっかりする事もある。
ロシアのレニングラードバレー団を見た時も、
ロシア語を自分で勉強し始めた時も、
こんな面白い国は無いな、と思った。
でも、表面上での国際交流が盛んになった事は事実でも、
政治に目をやるとどうしても認めなきゃいけない事実もある。
資本主義国と旧社会主義国の冷戦は、
未だに心の中で続いている。
はいタイトルが重い。
でも今日は死刑の話。
平均睡眠時間が5時間で安定してきたImayuです。
その前に今週の報告から~^^
今日の朝に政治哲学の
アリストテレスのエッセイを書き終わりました。
ホントは来週の金曜日が締め切りなんだけど、
早めにやらないと他が終わらないし、
早めに出せば教授がチェックしてくれるから助かる。
事前に教授にも話に行ったけど、アイデアは面白いって。
ちゃんと形にできたかどうか不安だけどまあ満足。
昨日は比較政治学でのプレゼン。
トピックが「日本の移民」だったので質問攻め。笑
「日本は一人っ子政策やってるの?」とかいう
どうしようもない、しかし無理もないような質問から、
「中国、韓国から移民の増加のせいで、
その国の労働者の減少は問題にならないのか?」
という鋭い質問まで色々。
とりあえず全てうまくかわしたつもり。
意外とみんな日本に興味持ってくれててうれしかった。
概して、
「日本は謎が多い神秘の国」というイメージがあるみたい。
日本の移民問題の解決策も考えてみたけど、
なかなか難しいようです。。。
来週の金曜日までに
国際関係学のエッセイと人権哲学のエッセイを
仕上げなければ。。。まあどうにかね。
家では、ジェレミーがボールペンと服を一緒に洗ってしまい
パンツからシャツまで青い線(こっちのボールペンは大抵青い)で
グチャグチャになってしまった事、今この瞬間、昨日彼女が作ってくれた
豚汁(劇ウマ!!!)を温めてた事を忘れてて蒸発させてしまった事。。。シーッ
まあ色々あったよ。
じゃあ本題行こうか。
''Hussein sentenced to hang''
(フセイン、絞首刑の判決)
-The Globe and Mail. Nov. 6th, 2006.
retrieved from The Globe and Mail.
あ~俺この人苦手だ。。。目力がすごい。
ずっと見てるとこの人はホントに
カリスマ性があるんじゃないかと思ってしまう。。。
ただのヘボ独裁者ではない事は確か。
裁判中も絶対に弱みを見せずにずっと自分の正当性を主張。
常にまっすぐ裁判官を見て、意地でも折れない。
裁判所の中でもどこか違った雰囲気を出してる。
''crime against humanity'' (人道に反する犯罪)と言う事で、
イラクのシーア派、クルド人の虐殺などから、
極刑(Capital Punishment)という判決が
イラク裁判所から下ったわけだけど、まず、
どうして国際裁判所で裁かないのか?
1994年に起きたルワンダのツチ族大虐殺(約100,000人が死亡)についても、
ユーゴスラビアのアルバニア系住民虐殺で人道犯罪で訴えられた
ミロセビッチ(Milocevic)に対しても、それぞれ
タンザニアのアル-シャ、オランダのハーグに本部を持つ
国際裁判所で裁判が行われている。
ルワンダは、虐殺に直接関わった人が多すぎるので未だに裁判進行中。
ミロセビッチは無期懲役で刑務所にいたけれど、去年に心臓発作で死亡。
国際社会の介入とその犯罪のレベルからして、
フセインに対して国際裁判所を設けるには十分すぎる理由がある。
どうして国際裁判所を設立して
サダムフセインを裁かない?
それはアメリカがサダムフセインを死刑にしたいからだ。
人権に基づいて設立される国際裁判所には死刑がない。
死刑は人の生きる権利を奪うとされるからだ。
たとえどれだけ重大な犯罪を犯しても、死刑には絶対にならない。
国連裁判所にも、国際刑事裁判所にも死刑はない。
アメリカはどうしても
フセインの死刑を新生イラクのシンボルにしたいんだろう。
ヨーロッパを始め、世界各国で死刑の是非が問われる中、
こうした国際的な場面で死刑が堂々と宣言される。
フランス、イギリスを始めとしたヨーロッパ各国は
この判決に反対している。
(ちなみに、EUに加盟するためには、死刑の廃止が条件。)
とりあえず、死刑判決の場合、
イラクでは自動的に控訴手続きがとられるらしいので、
実際の最終決定、遂行までは時間がかかると見られる。
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さて、この記事から派生して、死刑の意味を考えたい。
国際レベルではなく、国家レベルで。
俺は、色々考えて、
「結局死刑だろうが無期懲役だろうがどっちでもいい」
(賛成ととられてもよし)、という結論にに至って、この話題で
スイス人の友達(かわいい)と議論した事があるんだけど、
激しく意見が対立した覚えがある。
スイスはヨーロッパの中でも特にパシフィスト(平和主義)で
人権保護にも力を入れている。
公用語を四つ抱え、多様な人種を抱えているにも
かかわらず、国内での人権トラブルも少ない。
スイス人は自国の平和主義、民族の調和、人権保護に誇りを持ってる。
まさにヨーロッパでも理想とされる国家だ。
死刑反対も自然だ。
それに対して日本。先進国では、アメリカを除き唯一死刑を持つ国。
年間5人平均くらいか。国内での人種差別も酷い。
決してヨーロッパと渡り合っていけるほどの人権大国ではない。
でも、人権保護と死刑廃止は、必ずしも一致するのか。
死刑に反対する人の主な意見をまとめると、
・人間には決して奪われない生きる権利がある ・死刑は残酷な刑罰の手段であり、非人道的である |
今までの経験で聞いた事があるものをまとめてみた。
わからないでもない。正直。
でも、「死刑の方が実はコストがかかる」
なんて驚くべき意見も聞いた事がある。
コレは、去年取っていた国際人権学のクラスで、
ノルウェーの女の子(かわいい)が言った事。
彼女は篤い人権支持者だけど、
この意見の矛盾さは少し酷いと思った。
第一、刑罰をコストで計りにかけてる時点で人を人として扱ってない。
おそらく、人には絶対に生きる権利はあるし、死刑をしてもメリットが無い、
って言いたかったんだろうけど、これは言ってしまった時点でアウト。
言っちゃいけない事でしょ。絶対。
終身刑だろうが死刑だろうが、人の自由の権利(Right to Liberty)、
生きる権利(Right to Life)、人権を奪ってる点では一緒だ。
その度合いが違うっていうなら、無期懲役よりも軽い刑罰で済ませる
事も可能だろう。どうして無期懲役にする必要があるのか。
犯罪者を苦しめるため?コレもよく聞くね。
そうかもしれない。
一生刑務所から出られないって分かっていたら
死刑よりも苦しいかもしれない。死んだらそこで終わりだし。
これ以上もない拷問かもしれない。
でも、この拷問並みに苦しい刑罰を課してる時点で
人権を犯してるって事をわかってて言っているのか。
人権を保護している時点で、人間に酷い苦痛を与える事なんて
出来ないんだから、無期懲役も重過ぎる、って事になる。
犯人が更生する可能性?
そんな事だれがわかる。
被害者からしてみたら、犯人が更生するかもしれないから、
ポジティブに、「服役中にどうにか更生してくださいね」、
なんて思うわけがない。(俺は思わない。全く。)
犯人に苦しんでほしいと思うのが実際のところだろう。
そして、これはあまり議論に挙がらない点だと思うけど、
実際にそういう場面にあった時に、
いつまでもそれに対する憎しみを
保っていられるほど人間は強くない、という考え方もある。
実際は忘れたいんだよ。辛い出来事って。
その時には犯罪者を
恨んで恨んで恨み通すかもしれないけど、
一生それを背負って生きていくのは辛いよ、絶対。
犯人にはとにかく目の前から、
自分の記憶から、いなくなってほしい、
と思う人も沢山いるはずだ。
そういう人たちにとっては、犯人が裁かれる事自体は重要だと思うけど、
それが極刑に至った場合、死刑だろうが終身刑だろうが関係ない。
ただ言える事は、
日本の「有期終身刑」みたいな中途半端なものは必要ない、と言う事。
実際にもし身内が被害にあって、
それでも、「終身刑で更生させてあげてください」
なんて切に訴える被害者がいたら、これ以上ない位尊敬したい。
宅間守が社会復帰したとして、
自分の家の隣に越してきたらどう感じる?
その時に自分に小学生の子供がいたら?
酒鬼薔薇聖斗が近くに住んでいて、
「こんにちは。これからよろしくお願いします」
と挨拶に回ってきたらどう思う?
小林薫が出所後に何事も無かったかの様に
近所をひょうひょうと歩いてたらどうする?
答えはもっとシンプルでいいはず。
うおおおおおおおおおおおおおおお!!!
比較政治学の中間テスト終わったー!!! (゜ д ゜)
教科書250ページ分からの出題。。。
中々の出来。辛かったけど。
どうもー。Imayuです。
先日書いた通り忙しくしております。
人権哲学のエッセイプロポーザル(1ページ)は
無事終わり、リサーチも60%ほど終了。
ドイツのグランドコーリションも良質の資料が
運良く見つかったのでもうすんなり進みそう。
アリストテレスも読み終わったので後は
頭の中でグルグルしてまとめるのみ。
国際政治学のセオリー適用エッセイは今日始める予定。
日本の移民のプレゼンもミーティングを数回こなし、
今日の最後のクラス(7時まで)の後に
社会学のプレゼンのミーティング。
今週はまた色々起こったなぁ。
日本では、イジメの問題に北海道の竜巻、
ナンバーポータビリティによるマーケットの変革など、
カナダでは、インカムトラスト(income trust)問題に
おいての保守党の選挙公約破りがあり、
国際的には、北朝鮮の急な(六カ国?)協議(復帰?)提案、
アメリカの中間選挙にフセインの死刑判決、などなど。
興味深い事が盛り沢山。
とりあえず、人権、そして政治両方に深く絡んでくる
フセイン死刑判決の是非、死刑における議論については
次の日記でこれでもか、というくらい書くとして、
今日は、ラーメン茹でてる間にドラムの事書きます~^^
中学を卒業すると同時にドラムを始めてかれこれ6年。
一時は本気でプロになってやろうなんて無謀な事も考えて
今はなぜかカナダで政治と人権を勉強している。笑
そんなImayuが一押しのお気に入りドラマーを紹介します。
とりあえず一番好きなドラマー。
retrieved from the drummerworld.
Benny Greb (ベニー・グレブ)
ドイツのミュンヘン近郊、アウスバーグ生まれの26歳。
この人はスタジオミュージシャンで、特定のバンドやグループに
所属しているわけではないので、世界的に知られているわけではない。
でもスタジオミュージシャンとしてはかなり有名。
日本でいう、そうる透みたいなものか。
26歳の若さでジャズからポップス、ロックまで幅広くこなし、
そのグルーブ(リズムの心地よさ)、プレイの安定性は定評がある。
とりあえず百聞は一見にしかずなので、
下のリンクから聴いてみてください^^
音楽なので一聞は百見にしかずかもしれないけど。笑
Grebfruit (彼のソロアルバムより)
※最初の1分くらいドイツ語で喋り続けます。根気強く待ってね。
Drum Solo (モントリオールドラムフェスティバルでのドラムソロ)
※左足に注目。足でリズムのベースを作り、スネアドラムを左足で叩く。
気に入った?この人は手でも叩くし、お茶目だし話は面白いし大好きだ。
何よりもドラムの一つ一つの音の強弱のメリハリ。
そして各音のタイミング。これらがぴったり決まってグルーブが生まれる。
ドラムって、「体がバラバラに動くのがすごい」って思う人が多いけど、
実際に、体が動く事と、体でリズムを創る、という事は全く違う事。
グルーブは個人個人で違うし、
それを身に付けるためには練習+センス・才能が必要。
体は練習すればだれでもある程度動く。例外もいるけど。
そういう意味で彼の才能は抜群。聴いていて気持ちいい。
ドイツ、オーストリアは何故かいいドラマーが多い。
二番目に好きなドラマー。
retrieved from the drummerworld.
Antonio Sanchez (アントニオ・サンチェス)
メキシコ生まれの35歳。特にジャズやラテン音楽の分野で活躍。
この人もスタジオドラマー。この人のドラムソロは最高にうまい。
グルーブもラテン独特のハネてる感じがあるし、
すごく気持ちよさそうにドラムを叩く。
最近ソロを聞いてて一気に好きになったのであまり詳しく知らないんだけど、
とりあえず聴いてみて。
Drum Solo(Modern Drummers Festival)
アメリカの大手ドラム雑誌、モダンドラマーが主催する祭典。
今人気のあるドラマーを集めて、彼らはドラムソロ+曲を披露。
ポクポクポクポクポクポクポクポク・・・・・
この音。左足でずっとキープしてる。
カウベルとシンバルを交互に踏んで
ソロのベースリズムを作る。左足でリズムをキープして、
その他の右足と両手で自由にドラムをプレイ。
このプレイの安定性、シンバルのアクセント、
音のボリュームの波、スピード感。
どれをとっても彼にしか出来ない技。
ちょっと頭のてっぺんが◎なのはあれだけども、
まあカワイイハゲさん、という事で。笑
とにかく聴いていて気持ちいい+巧いドラマーが好きなんです。
はい、三番目に好きなドラマー。
retrieved from the drummerworld
Mike Portnoy (マイク・ポートノイ)
知る人ぞ知るあのDreamTheaterのドラマー。
Progressive Rock(革新的ロック)をこの世に広めた人であり、
G3でのサポートドラマーとして世界中で活躍。
日本にも3年おきくらいに来ています。
メインストリームとは一歩離れたジャンルの音楽活動をしているので、
知らない人も多いかな。
ちなみに、Progressive Rockとは、
ロックミュージックの基盤は変えずに、
それをさらに新しい方向に持っていく音楽。
たとえば、ロックとジャズの融合、不規則な拍子、
クラシック要素を取り入れたり、
アルバム1枚を1つのストーリーとしてまとめて
ミュージカルのようにしたり。
でもそのベースには、ハードなギターサウンド、ソロにドラムなど、
ロック、メタルの軸も残す。とにかく何か新しい事をするって事。
明朗な定義は存在しないので解釈は任せます。
Hell's Kitchen (アルバム''Falling into Infinity''より)
Glass Prison (アルバム''Six Degrees of Inner Turblence''より)
Drum Solo (ドラムクリニックにおいて)
この人のテクニックには賛否両論あるけど、
俺はこの人の体から湧き出てくるようなロックなグルーブが好きだ。
他の2人とはちょっと違うでしょ。一打一打が主張する感じ。
DreamTheaterは大ファンで来日した時もライブに行った。
凄かった。リズムに小さいシンバル(スプラッシュシンバル)を
織り交ぜて絶妙なアクセントを付ける。
この人は左手のスティックを反対に持つんだよね。
音量を大きくしてパーカッシブなリズムを強調するためか。
他にも沢山好きなドラマーはいるけど、
とりあえず他にいくつか挙げておこう。
Thomas Lang (トーマス・ラング)
(画像クリックでリンクに飛びます)
両手両足自在に使いこなすテクニシャン。
ちょっと正確すぎて機械的なリズムだけど、
そのキッチリさが好きな人もいる。
オーストリア生まれのイケメン。
Virgil Donati (バージル・ドナティ)
(画像クリックでリンク)
変なところにドラムがある。それを使いこなせる巧さがあるから。
この人はおそらく世界で一番四肢がバラバラに動く人。
左足で5連符、右足で4分、左手で16分、右手で三連符、みたいに、
完全に手足がバラバラに動く。今知る中で一番のテクニシャン。
一生ドラムだけやっててもここまでは巧くなれないと思う。。。
オーストラリア人。
Mike Mangini (マイク・マンジーニ)
(画像クリックでリンク)
WFD(World Fastest Drummer: 世界最速ドラマー)コンテスト
で、一分間で1203回叩く、
という世界記録で優勝した世界最速ドラマー。
一秒間に片手で10回叩く計算になる。笑
試してみな。ありえない。笑
しかも完全に両利きらしく、
ドラムが完全に左右対称にセットされていて、
曲中に左右を入れ替えたりする。ありえない。笑
学術的にも著名で、アメリカの名門、
ボストンバークリー音楽院の教授もしている。
すごくいい人そうだし、人気の教授でもあり、
実力も世界トップレベル。すごい。アメリカン。
世界にはものすごい人間が存在するんだなぁ、つくづく実感。。。
誰か気に入ったドラマーはいました?
今日はお終い。^^
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先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。
''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.
Watch your character; for it becomes your destiny.''
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