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英語偏差値30からカナダ東海岸St.Thomas Universityに留学。卒業後2009年4月、某財閥系総合商社へ入社。
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寒い。
秋が終わった。
紅葉をアップしようと思って写真を撮ろうとしたら
カメラが壊れ、スイッチが入らず。
5分くらい押しっぱなしにすると電源が入る。
ナーンダ、スイッチ入るジャン^^

って
そんな暇あるか!!!!!
早く直そう。。。

学校が忙しい。どの位忙しいかというと、

1. 社会学のグループプレゼンテーション: 
        メディアは女性のスポーツをどう捉えているか


フェミニズムの立場をとり、メディアがテレビ、雑誌など様々な媒体を通して、女性のスポーツの何に焦点を当てているかをリサーチ。今の所分かっている事は、メディアは男性のスポーツの特集をする場合はスキルに焦点を当てるが、女性の場合はそのルックス、性的アスペクトに当てる。要するに男は上手ければ雑誌に載るけど、女の人は上手いだけじゃなく、美人じゃないと雑誌に載れない。しかしながらこのメインストリームに変化も確認できる。それを更に追求。

2.社会学のリサーチペーパー(5ページより)

上記のトピックのリサーチの結果をまとめたエッセイ。5ページ以上。

3.比較政治学のグループプレゼンテーション:
        日本の移民の現状と人口減少、高齢化問題の分析


日本への移民
(アジア各国 or  世界各国から)を、不法滞在者を含め、どんな仕事どんな生活をしているのかを研究して発表。俺はホントはドイツ政治の研究がしたかったんだけど、グループメイトが、俺が日本人だという事で、日本の研究をしたいと言い出した。実際いい機会だと思う。日本で外国人と触れた経験もあまりないけど、研究のクオリティだけは保障できると思う。教授にも確認したし。頑張ろう。

4.比較政治学のプレゼンリサーチペーパー(2~3ページ程度)

上の研究の結果をエッセイにして提出。2,3ページだからおまけみたいなもの。プレゼンの準備をしっかりやれば必然的に出来上がるモノ。

5.比較政治学のタームリサーチペーパー:
        ドイツで二度起こったグランドコーリションの比較(5~7ページ)

比較政治学のまとめのエッセイ。1966年2005年に起こったドイツグランドコーリションの比較を、政策の立て方政党内のやり取り国民の反応問題点などの点に焦点を当てながら行う。これは面白くなりそう。ドイツ政治は日本と共通点が沢山あって本当に興味深い。

グランドコーリションとは?
ドイツの二大政党、キリスト民主党(Christian Democratic Party)社会民主党(Democratic Socialist Party)の連立政権。双方選挙の度に30~40%の支持を得る大政党が提携するので、グランド(包括的な)コーリション(連立・協同)と呼ばれる。日本で例えれば、自民党と民主党が連立するようなもの。連立内での一致も難しく、政策を実現するためには双方の大きな妥協が予測される。

6.国際関係学のリサーチペーパー:
        冷戦中、冷戦後のインターナショナルシステムの変動の分析
                                    (7~10ページ)

冷戦中、冷戦後の世界のパワーバランスやその他の機関との関係(インターナショナルシステム)の変化を、リベラリズム(自由主義)、リアリズム(現実主義)、コンストラクティビズム(構成主義)のいずれかのセオリーを使って分析。10個以上の学術的論文を参照する事が条件。要するに10個以上本か記事を読んで自分の意見を展開、サポートしろって事。10個は多い。苦笑 トピック自体は面白そうだから、実際に書き始めるのが楽しみだ^^

7.人権哲学のリサーチペーパー:
        人権の普遍性と相対性について(8~10ページ)

人権というアイデアが、実際に人類全体に当てはまるのか、それとも文化によって異なる伝統や道徳があるので普遍性はありえないのか、この論争を分析して自分の意見を位置付ける。6個以上の学術的論文参照が条件。昨日教授に話しに行ったら大まかなアイデアは掴む事ができた。アジアでの人権の捉え方の研究もする事にした。ワシントンの中国大使館や日本大使館からの声明なども調べます。

8.政治哲学のエッセイ:
        アリストテレスの個人の美徳と都市の美徳の関係
                               (6~7ページ)

アリストテレスニコマキアン倫理を読んで、彼の説明する個人の美徳、と、都市の美徳、の関係を探る。ニコマキアン倫理から20箇所以上の引用を条件とする。とりあえず本を読み終わらなければ始まらない。。。苦笑 とりあえず少しずつアイデアは出てきた。まだまだ時間が必要。。。

9.毎日続く100ページ近くのリーディング

いや、教科書読まないと授業着いて行けないんで。。。

10.その他
比較政治学の中間テスト人権哲学のエッセイのアウトラインの提出(1ページ)
この全てを11月中にこなす予定。



ヽ(。   д   ゜)ノ殺す気か!!!!!!!!!!!!!!

やばいやばいやばいやばい。
予想通り、
書いているうちに
だんだん鬱になってきた。
多すぎる。。。

サボってたわけじゃ全く無いけど、
去年もかなり大変だったけど、
コレは多すぎる。
来年になったら25ページの
エッセイも書かなきゃいけないのに。。。


「海外の大学は卒業するのが
(単位取るのが)大変だ」、なんて
よく聞くけど、

なんでこんなに忙しいんだ?
自分が留学生をやっていても
こんな事をよく思う。笑
ホント実際みんな大変なんだよね。。。

やるしかない。
どうにか。
まあ何とかなるでしょ。
イギリスに行く
冬休みを夢見て今は頑張ろう。

次はドラムの話^^

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いたたた。
唐辛子を素手ですり潰した後に鼻をほじったら鼻が焼けるように熱いImayuです。
いや、ホント痛いんだって。
初めてじゃないんだけどね、なんかうっかり触っちゃうんだよね。人間の神秘。

今日はね、帰って来るのが遅かった。
9時半。家に帰ってきたのが。
授業は7時に終わって、いつもならすぐ帰ってきて家で勉強するんだけど、
今日は公開講義があったのでそれに行ってきました。
月に2回くらい、大学の各学部が他の大学や組織からゲストを呼んで
プレゼンをしてもらうんだけど、
今日のレクチャーはお題が非常に興味深かったので参加。

「歴史学的講義:  民主主義と弱者の独裁」
朝鮮半島の歴史にフォーカスを当てて北朝鮮の今後を分析。
北朝鮮ミサイル危機、核不拡散条約への参加不参加、
アメリカの朝鮮に対する外交の変化などをざっと説明したような感じ。
コロンビア大学で東アジアの研究をしてる韓国人の教授で、
韓国語をはじめロシア語、日本語、ドイツ語、英語・・・その他ペラペラらしい。笑
すごすぎて笑える。笑
負けてらんねぇ。

というわけで、講義に行ってきました。7時半から9時半まで。
彼の主張はこう。

北朝鮮は西洋側の民主主義勢力から見たら不合理な国だけど、
実際に社会主義国として冷戦以降ずっと独立を保ってきた。
その事実からして、北朝鮮を見くびるような事はするべきではなく、
朝鮮を、「悪の枢軸」「理屈の通らない変国」として孤立させる政策よりも、
北朝鮮側と民主主義勢力側の両方の目的を満たすような
誠実な交渉こそが北朝鮮問題の解決につながる。

なるほど。膨大な情報量に裏打ちされた、落ち着きのある
かつ丁寧な質問の受け答えには確かな説得力があった。
日本の事もチョコチョコ出てきたけど、日本の関心は中国に対する方が大きい。
という見方が有力だったようです。そんな感じ。

話変わるけど、今日あった政治の授業と人権の授業で、各教授が、
昨日俺が書いた法王の声明に対するコメントと
近い分析をしていたのが印象的だった。
アルジャジーラでも今日似たような記事見つけたなぁ。
自分1人の妄想で無い事がわかってちょっとうれしかった^^

さて、今日はね、そういうわけで自分がどんなクラスを取ってるかを紹介しますよ。
基本的に政治と人権学です。社会学は人権学の一環として。

1. Western Tradition of Political Philosophy (西洋政治哲学の伝統):  いきなりだけどこのクラスが一番キツい。笑 ギリシャから始まった哲学の中から政治的な分野をピックアップして、「どうして人は政府を作るのか」「正義とは何か」「最も良い政治システムは何か」「民主主義は正しいか」「人間の真理とは何か」、こんな質問をしていきます。プラトンから始まりアリストテレス、ヘーゲル、アクイナス、ホブス、ジョンロック、マキャベリ、などの歴史的哲学者の著書を読み解いていきます。マジで難しい。笑 アヒャヒャ。

2. International Relations (国際関係学) : このクラスでは、地球の上で国々がどう関係しているかを、リアリズム、リベラリズム、マルクシズムなどのセオリーを使って分析していく勉強です。どんな事件が国にどういう影響を与えるのか、グローバリゼーションの定義、今後の方向性など、幅広く勉強していきます。授業の最初の30分位は毎回その日に起こった事件を教授と共に議論。ローマ法王の声明も取り上げられました。

3.
Comparative Politics of the Developed World (比較政治学:先進国) : このクラスはね、世界のいろんな国の政治システムを勉強して、それを比較してみてどんな事が言えるか、ってのを勉強する。たとえば、中国のヤフーの検索禁止ワードに「天安門事件」ってのがあるけども、それが中国国民に与える影響はなんだろうか、とか、比例代表制の選挙システムで多党制が起こりやすい、っていう現象に対して各国はどう対応しているのか(たとえばドイツは5%minimum lawっていって、5%以下しか獲得していない政党からは議員は輩出されない)、とか色々。トピックを挙げたらきりがないんだけど、とにかく、各国の政治システムを学んで、比較するためのベースを作る、って事です。去年は途上国の比較政治をやりました(ロシア、中国、インド、ナイジェリア、イラン)。今年のこのクラスは、イギリス、フランス、ドイツ、日本の政治システムをやるらしいです。

4.
Philosophy of Human Rights (人権哲学) : これはこの前も書いたように、人権の哲学的ベースを学ぶクラス。なんで人は人権を持つの?どうして普遍的なものだと言えるの?どんな権利があるの?こんな事を学びます。ジョンロック、カント、マルクス、色々読むみたい。このクラスでもローマ法王の話が出た。

5.
Sociology of Gender (ジェンダー社会学) : このクラスはちょっと変りダネ。社会におけるジェンダー(性別)が与える影響は何か。性別によって社会の位置づけがあるのか。性別による違いにはどんな物があるか。こんな事をフェミニズム視点で分析する。言ったよね?ほとんど男居ないって。特に今学期では、スポーツにおけるジェンダーの役割を分析する。

(6.
Parties and Elections (政党と選挙) : この授業はオーディット(単位は取らずに授業にだけ参加する。テストなどは受けない)。これが正に俺が研究したい政治の分野なの!!!ホントはちゃんと取りたかったんだけど、上の5つがどうしても外せない教科だったので、しかも5教科よりクラスを取るのは自殺行為なので、教授に頼んで授業にだけ参加させてもらっています。どうして政党ができるのか、どんな政党システムがあるのか、選挙システムが政党に与える影響は?投票者の心理と投票率の関係、などなど今この民主主義時代と切って切れない政党の勉強。日本にいる間からずっとこの分野の勉強は進めてきました。もし卒論書くならこの分野から。公明党の英語名がわからなくて恥かいた。。。笑 
※ちなみに公明党は英語で、''Clean Government Party'' と言うそうです。なぜに!?笑
  公明党が透明性のある政治だなんて。。。

こういう授業を取ってます。政治学と人権学を専攻なので、ほとんどこの2教科だけ。
そしてその教科書たち↓

 ズズン。。。
全部で12冊あるよ。しかもこれから2冊増える予定だから14冊か。。。
もう400ドルは余裕で超えてます。父さん母さんごめんなさい。。。
ちなみにこの一番厚い本(青いやつ)、800ページとか普通にあるから。。。ハァ。。。

今日は一日置いた丸ごと野菜ポトフ(コンソメ煮込み)がおいしかった。
五目混ぜご飯も^^ ゲフーッ

今日ね、俺が住んでるNew Brunswick州の総選挙なんですよ。
自由党と保守党の競り合いで、
保守党の州知事が3度目の当選となるか、が焦点。
明日結果発表。楽しみです。

ジェレミーも今日投票行ってきたみたいでさ、
その時彼がすごく興味深い事を言ったので
次のブログはよって選挙と投票についての考察。笑

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HN:
Imayu
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1985/05/13
趣味:
ドラム・筋トレ・読書・旅行・絵描き・マグカップ収集 etc...
自己紹介:
英語偏差値30の高校時代を経て、カナダ東海岸、St.Thomas Universityに留学。政治科学と人権学を専攻。専門はアフリカ人権問題とドイツ政党政治。2009年4月付けで、某財閥系総合商社へ入社。

先進国に生を受けたからには世界を相手に何か出来る事が、すべき事があるんじゃないか。「『日本人として』、世界という舞台で闘い、途上国の人々の未来を創る」という夢に向かって邁進中。ビジネスを通した途上国貢献の道を模索中。

''Watch your thoughts; they become words.
Watch your words: they become actions.
Watch your actions: they become habits.
Watch your habits; they become character.

Watch your character; for it becomes your destiny.''

※メール→imayu_canada[at]yahoo.co.jp(ブログ用)
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